Nov. 3

RWCは南アフリカがイングランドを下し優勝しました。

すばらしい大会でした。

存命中に日本大会はないと思っているので、観戦もできてよかったです。

下馬評を覆しての南アの優勝。

エディーさんがどんな戦いをするのかも楽しみだったのですが、世界最強国のニュージーランドを倒してモチベーションが下がっているように見えました。

 

ラグビーの試合で一番感動するのは実は国歌斉唱でして。

キャプテンのコリシ選手とムタワリラ選手の目をつぶって大きな声で歌っている姿に「彼らの思いは違う。この試合にかける意気込みがイングランドの選手とは違う」とこころがぎゅーっと締め付けられるものがありました。

1995年に優勝したときのキャプテン、フランソワ・ピナールも観戦していてマンデラ大統領からウェッブ・エリスカップを手渡される場面を思い出しました。

コリシ選手の試合後のインタビューも印象的でした。

So many problems in our country, but to have a team like this … we know we come from different backgrounds, different races, and we came together with one goal and wanted to achieve it.  I really hope that we’ve done that for South Africa, to show that we can pull together if we want to work together and achieve something.

Since I’ve been alive, I have never seen South Africa like this. Obviously in ’95, what the World Cup did for us, and now, with all the challenges we are having, the coach (Rassie Erasmus) just came and told us the last game, ‘We’re not playing for ourselves any more. We’re playing for our people back home’.

That’s what we wanted to do today and we really appreciate all the support. People in the taverns, people in the shebeens, people in farms, homeless people and people in rural areas – thank you so much, we appreciate the support.

We love you, South Africa, and we can achieve anything if we work together as one.

南アフリカに行ったことがないのですが、人種差別や貧困など多くの問題を抱えているのは想像できます。

白人優位主義の象徴であったスプリングボックス。それをあえて国を一つにする目的に活用したマンデラ大統領。1995年の優勝したときにはピナール主将と同じ6番を着て応援していた。

黒人初のキャプテン コリシ。彼もまた6番であった。

勝者には勝者の。敗者には敗者のストーリーがある。

南アフリカの選手には勝者にふさわしいストーリーがあった。

映画「インビクタス」 マット・デーモン主演をご覧になれば、コリシ選手の気持ちに近づけるかもしれません。

 

いろんな背景を持った人たちが一つの目標に向かって努力すれば、何でも成し遂げられる。

何にしても、仕事にしても同じですね。

 

海外メディアでも取り上げられていますが、優勝を逃したイングランドの選手がメダル授与の際に首にかけるのを拒んだり、すぐに外したりしたことで批判を受けています。

自分も見ていて不快な気持ちになりました。

安倍首相、秋篠宮様、ワールドラグビーのビル・ビーモント氏が授与式に参加していました。

総理大臣とロイヤルファミリー、「Sir」の称号のあるビーモント氏に対して失礼極まりない態度。

エリザベス女王やヘンリー王子が参列していたら、あのような態度を取れただろうか。

優勝にふさわしいチームではなかったと改めて感じました。

ラグビーの母国として賞賛に値する敗者でいて欲しかった。

大会を締めくくる大事な場面で大人の対応ができなかったことが残念です。

Oct. 29

緒方貞子さんが亡くなりました。

ご冥福をお祈りいたします。

国際社会の表舞台で活躍した数少ない日本人。

英語を勉強していた人であれば必ず思い出すはず。

生ける教材だった憧れの存在。

国連での演説や記者会見などは男気を感じさせる凄みがあった。

あの頃が蘇ってくる。

 

こういう歳になると、自分の死についても考える機会が増える。

やり残したことがないように生きなくては。

 

 

Oct. 27

南ア対ウェールズ

ここまで来ると満身創痍。

疲れと怪我で動くのがやっとの選手が多いと思います。

選手層の厚いチームが最後は勝ち残ります。

ウェールズは気迫のこもったいい試合をしました。

日本でこんな試合が観れるなんて最高だなー。

 

諏訪湖マラソンは無事に終わりました。

ネットタイムで1時間53分35秒でした。

こんなもんかなという感じです。

最後尾から出走したワイナイナ選手に10km地点で軽く抜かされてしまいました。

軽やかなストライドで次元が違いすぎます。

出走前にボクシングの内藤大助さんを発見。

ここ数年走ってるらしいです。

残り2kmくらいで追いついて、何とか勝ちました。

カメラが追っかけていたので、一緒に映ったかも。

最後の50mを爆走して30人くらいかわしました。

「超、気持ちいい~」

最初からスローペースで走れたので、途中で「あー、もうやめたい」とはならず、今回はいいマラソンでした。

 

福田屋であべかわ餅とおこわを、白樺でショートケーキを買って帰りました。

自分にご褒美を買って、「あー、また来年も走るか・・・」という気持ちになります。

仕事とはまったく関係ないことにも一生懸命になると、仕事にもよい作用があるものです。

会社でチームを作っている姿を見ていても楽しそうでいいですね。

Oct. 26

産業フェア in 信州に顔を出してみました。

千曲川が氾濫してどうなのかなと思っていたのですが、高速から見る限りでは普及活動で重機が動いている感じもなく、どこの辺りが被災地なのかわかりませんでした。

自衛隊のトラックも高速道路で走っていて災害対応に向かっているようでした。

帰りに通りがかったら片付けの手伝いでもできればなんて考えていたんですけど、そういう雰囲気でもなく帰ってきました。

フェアもお客様が入っていなくて、ちょっと残念。

フェーズワン様にご挨拶してカメラも少し触ってきました。

1億5千万画素のカメラ。欲しいんですけど、カメラ界のメルセデス。1000万円。

手が出ません。

 

イングランド対ニュージーランド。

イングランドが激闘を制しました。

エディーさん、すごい。

これしかないだろう、という戦い方を実行させるコーチと実行する選手。

サム・アンダーヒルもいいタックルしてましたね。

トップレベルの試合は違います。

日本はあとどれくらい努力すればたどり着けるのだろうか。

 

Oct. 23

諏訪湖ハーフマラソンが日曜日に迫ってきました。

今年のゼッケンは通知が来まして2014です。

どうせなら2019がよかったのですが、仕方ありません。

食事を少々減らしているので、体重がずいぶんと落ちてきました。

ヘビー級にとっては10Kmを過ぎると膝にきてしまうので、脂肪を落とさないと辛くなるだけなのでね。

筋トレしても筋肉はつきにくくなってきているし、走ってもすぐに息が切れるし。

気持ちの落としどころが難しい年齢となってきました。

 

スタートしてから釜口水門を過ぎたあたりが14km。

トップの選手がゴールすると花火が上がり、疲れがどっと出ます。

ゴールは見えるのに近づいてこない。

ガラスの里のあたりは応援する人も多くて「残り3kmがんばるぞ!」と気持ちを奮い立たせるんですけど、そこからがもう大変。

沿道の人も急にいなくなり、足は動かないし。

最後の50mだけは今年も爆走します。

6秒台で駆け抜けます。

何とか1000着以内に入りたい。

今年は社員がもう一人走ることになっているので、ちょっと嬉しい。

いや、かなり嬉しい。

 

帰りには福田屋にでも寄ってあべかわ餅買って・・・、大福もいいかな。ついでに赤飯も。

白樺でショートケーキも買って・・・。

いやー、諏訪湖マラソンていいもんですね。

Oct. 22

RWCも残すところ数試合。

日本の活躍もあって、ネットのニュースはホスト国としての日本やスポーツとしてのラグビーを絶賛する声が多く書かれています。

日本選手の頑張りには目を見張るものがあって「ありがとう」と言いたい。

よくぞここまでたどり着いたと思う。

忘れられない24年前の悪夢。

あの頃はアメリカでラグビーをしていて、本当に悔しかったし、「いつかみていろ・・・」とこころに誓ったものです。

我々の世代はいまでは指導者となり、あの悔しさをバネに現在の日本ラグビーを支えている。

 

気になることがある。

誰も苦言を呈する人がいないことである。

みんな褒めあって海外からも称賛されて、それはそれでいいんですけど、気持ち悪くないですか?

多くの人が不安を抱えている裏返しなのではないか。

そう思うのである。

世の中が「自分さえよければ・・・」という空気に傾いているから、こころの中の良心に訴えるものがあるように思う。

倒れても立ち上がりチームに貢献するひたむきな選手の姿にこころを動かされる。

 

ラグビー界にもセルジオさんみたいな人が必要ではないか。

強豪国であれば、こんなにみんな褒め合うだろうか。

「もっと、いい勝ち方があるだろう・・」とか「勝ったけど、あれはいただけないね」といった厳しい批評もあるはずである。

弱かった国が強豪国の厚い壁を打ち破り、仲間入りをしようとしている。

そういう状況にあると思う。

「調子に乗ってるんじゃない!・・・」

と一喝してくれる人が必要だ。

これからの強化の仕方によっては壁を打ち破るどころか跳ね返されて、弱体化することだって十分にありうる。

こういうときには一歩後ろに下がって冷静に物事を見極めることが大事だ。

慢心してはならない。

目標は世界一。

いつでもニュージーランドと互角に渡り合うところまで行きたい。

やっとスタート地点にたどり着いたのだ。

ここからなのである。

 

Oct. 20

ワラビーズはイングランドに大敗してワールドカップを終えました。

万能のニュージーランドに対抗してランニングラグビーで世界のラグビーの潮流を変えたオーストラリアでしたが、ここ数年は元気がありません。

キャプテンのマイケル・フーパーなど、自分とサイズの変わらない選手が活躍していて好きなラグビーなのですが、ここで敗退とは残念です。

エディーさんの率いるイングランドは順調です。

日本のこともよく理解しているので、コンディショニングもうまくいっているのでしょう。

サム・アンダーヒル選手が好みのプレーをします。

強いタックルとしつこいプレー。

なかなかいいです。

準決勝はニュージーランド戦。

決勝での試合を観たかったですが、どんな戦いになるのか楽しみです。

 

ウェールズ対フランスはいい試合でしたね。

最後までどっちが勝ってもおかしくない展開。

ウェールズは遠征の疲れが出ているのか、予選のときのようなスピードがなくて、このままだと準決勝は厳しいかな。

ジャパン対南アフリカ

南アフリカは予想通りにフィジカルなフォワード戦で挑んできましたね。

今のジャパンは同じスタイルを志向するチームなら互角に戦えるまでになりましたが、フォワード戦を挑まれると後半にダメージが来て力尽きてしまいます。

でも、満身創痍のなかよくやったと思います。

南アフリカのキャプテン コリシ選手はなんだかとてもすごい人に見えました。

顔も体つきもプレーもすごいんですけど、黒人の貧しい家に生まれたのにもかかわらず、いまだに白人優位の南アフリカでキャプテンに登りつめた。

インタビューを聞いていて、物静かな語り口で「この人、人格者だ」と思わせるものを感じました。

 

 

 

Oct. 15

海外から多くの方々がやってきて、マスメディアだけでなく一般の皆さんも好意的なコメントを発信してくださっているようです。

日本の文化が良い形で紹介され、とてもありがたいことだと思います。

 

初めて海外に行ったのはもう30年以上も前のことですけど、ホント、バカにされましたよ。

高校生だったのでそれなりに多感な頃でしたし、その後の人格形成に大きな影響を与えることにもなったと思います。

映画を見れば、日本人はお辞儀ばかりしていて、ラジオ体操みたいに機械的に動く人種のように描かれていました。

アメリカ史の授業ではパールハーバーの開戦のイメージから、日本人=卑怯者というような扱い。

「なんでこんなにバカにされなきゃいけないんだ」と落ち込んだものです。

怒りたい気持ちも無くはなかったのですが、独りだったんでね。ええ。

怒ったところでなんの解決にもならない。

そもそもアメリカに行こうと思ったきっかけは、あの当時NHKラジオ英会話の東後勝明先生の影響だったんですが。

東後先生が「海外に行ったらunofficial ambassadorと思って過ごさなくてはいけない・・・」と仰っていたんですね。

直訳すると「非公式大使」。

どういうことかと言いますと、”海外に行ったらその人の素行が人種やその国民として判断されるから気をつけなさい”ということなんですね。

カンザス州に住んでいたんですけど、日本人が全然いなくてですね。

結構珍しがられまして。

日本人にみんな会ったことがないから、わたくしの一挙手一投足が日本人のイメージとなってしまうんです。

これはホント危険でしたね。

Naoki=Japaneseですからね。

体は大きくスポーツもできたので、彼らが持つ日本人のイメージは払しょくできたと思うんですけど、行動にはすごく気を付けたものです。

いや、逆に変なイメージを植えつけた可能性は否定できないのですが。

 

今回のRWCで選手やマスメディア、ファンなどが、ホスト国としての日本を称賛してくれています。

でも、それはジャパンの勝利が大きく作用していると思います。

ニュージーランドとの屈辱の敗戦から24年。

サイズがものを言う競技で結果を出した。

多くの人がそこになにか生きるヒントがあるのではないか、学ぶべきことがあるのではないか。

そういう視点で見てくれている。

 

自分が学生のときに宿沢さんがジャパンの監督でスコットランドに勝利しました。

その後、日本ラグビー界の改革を志半ばで他界されました。

「勝つことのみが善である」

宿沢さんの哲学を思い出し、本を読み返しているところです。

 

 

 

Oct. 14

台風による暴風雨で多くの方が被害を受けました。

我が家もご多分に漏れず、修繕と片づけに追われております。

RWCも3試合がキャンセルとなりました。

ジャパンがスコットランドに勝利しベスト8に進出したことは世界からも驚きの目で見られていますが、本当に驚くべきは試合が無事に開催されたことではないかと思います。

試合を行うために多くの人が復旧活動にあたったと思うし、会場である日産スタジアムのピッチの状態も完ぺきだった。

こんな国は世界にはない。

断言できます。

欧米諸国でこんなに早く災害復旧できる国などありません。

普通なら試合をキャンセルにして、引き分け扱いでジャパンがベスト8に進んでもよかったと思います。

「試合がキャンセルされれば法的措置も・・」とスコットランドの日本に対する上から目線の圧力にめげずに試合を開催し、7万人の観客で満員にして、しかも勝利する。

こんなドラマは見たことがない。

 

日本は火山や地震、台風など災害列島である。

外国人からしたら外的な環境要因を考慮すると住みたくない国の上位に来るはずです。

復興する、必ず立ち上がるというメンタリティーは他に類を見ない次元ではないか。

日本は生産性が低いという。

新聞や経済誌ではよく取り上げられる。

何をもって生産性が高いのか。低いのか。

本当に低いのか?

より質の高い仕事を追及しているから、こんな世の中でも日本は踏みとどまっていられるのではないか。

言い方は悪いけど、怠けている人たちとの比較指標が妥当なのかは疑わしい。

我が家の光ケーブルを翌日の朝に直してくれたNTTにも驚いたが、「お困りだと思って・・」と人のために活動できる勤勉な国民性を、みんなで誇りに思おうじゃないですか。

Oct. 13

台風はものすごかったですね。

被災された皆様にはお見舞い申し上げます。

伊那では雨よりも風がすごくてですね。

我が家の家の裏には30mクラスの松の木がたくさん生えてまして、倒れて家が倒壊するのではないかとびくびくしておりました。

こんな暴風は経験がありません。

夜9時くらいにネットが通じなくなり、外を見に行ったところ光ケーブルが切れていました。

朝になって見に行くと赤松の幹が途中から折れて、愛車のバックフォーに直撃してまして、へこんでいました。

家に倒れなくてよかったということで、良しとしましょう。それにしてもすごかった。

片づけをしておりましたら、NTTが来てくれまして、ケーブルを直してくれました。

感動です。

みんな災害にあっているので一週間くらいかかるかと思っていたのですが、わたくしの電話がウェイティングリストの一番だったらしく、午前中には復旧しました。

ありがとうございました。

片づけをしつつセンブリのかわいい花も咲いていて、自然のたくましさも感じました。

ひと段落して会社も確認し、明日からの生産も大丈夫そうなので諏訪湖一周走を敢行。

世紀の一戦を前に自分も頑張らねばとうずうずしてしまいまして。

 

スコットランドに勝ちましたね。

泣けます。

自分らの世代から夢見ていたことが実現しました。

これからも世界の強豪たちを相手に互角に渡り合っていこうじゃないか。

そういう気持ちにさせてくれます。