月別アーカイブ: 2013年8月

3Dプリンター、3Dスキャナー

3Dプリンターが製造業に革命を起こすと騒がれている。
アメリカでは国策で研究開発がおこなわれてきた。
でも、3Dデータがなければモノはつくれないからハードルは少し高った。
これから3Dスキャナーが広まったときの方が怖い。
3Dスキャナーがあれば何でもデータに落とし込んで複製が作れてしまう。
開発者にとっては頭の痛い話し。
せっかく時間とお金をかけて形にしたものが、何も考えていない人にボタン一つでコピーされてしまうのだ。
ビデオ、DVD、CDなど映像や音楽のコンテンツ産業はコピーが氾濫しておかしなことになってしまった。
好きなキャラクターグッズや製品は買っていたのに、これからは「自分で作っちゃおう」となってしまうかもしれない。
高価なものを「1日レンタルしてください」といって借りてきては、コピーして売ることだってできてしまうかもしれない。
データに落とし込んでしまえば、いつでもどこでも世界中で作れてしまう。
「新しい製品が出たからコピーしたよ。データをメールで送るからすぐ作って売っちゃえ」なんてことだって起こる。
地球の裏側にいようがどこでも作れてしまう。

意匠権や知的財産権などはどうなってしまうのだろう。

3Dプリンターや3Dスキャナーのメーカーや材料メーカーばかりが儲かってしまうな。
こんな世の中になってしまうとグローバル化というのはとても怖い。

”こんなの作ってもたいして売れない、儲からない”
こういう分野で細々とやっていく方が人間らしい生活ができるかもしれない。
「食べていけさえすればいいじゃないか」という時代が来るんじゃないか。

汚染水は大丈夫か?

福島の原発でタンクから汚染水が漏れたという。
原発規制委員会と東電のやり取りや国のスタンスがよくわからない。
起きている事態は東電や原発周辺だけの問題ではない。
日本という国全体、原子力発電の必要性、人類の未来にかかわる重要な問題だ。
海は全ての生き物の共有財産である。
そこに放射性物質が垂れ流しにされているのに。
海が浄化してくれるとでもいうのだろうか。

東電もおかしいが、原発規制委員会もおかしくないか?
後になってのこのこ出ていって「あれがダメ、これがダメ」なんて。
常駐して指導しなくていいのか?
タンクの選定から、設置場所の妥当性や安全性など、事前に議論や審査をしないの?
早急に工事しなくて大丈夫なの?
いつまでにどうするの?

立派な会社、立派な官僚の方々のやっていることが理解できない。
とんでもない利権やしがらみがあるのだろうか。

日本という国には自分たちで解決する力がもうないのか。

IAEAに乗り込んできてもらった方が良くないか。
外国の皆さんはもう呆れて何も言えないのではなかろうか。

近い将来、「日本はテロを行った。賠償金を払え」と言われかねない。

はだしのゲン

「はだしのゲン」の閲覧制限問題。

小学校の時、図書室にあった。
あの頃は本どころかマンガさえ読まない外遊び専門小僧。
ある程度のことがわかる歳になって、このマンガは衝撃だった。
友達の中では「おまえ見たか?おまえは?・・・・」と、かなりの話題になっていたように思う。
全巻読んだわけではない。
「!!」の絵をみんなで見ただけだ。

戦争の悲惨さを訴えた作品。

いくら「戦争は悲惨だ、やってはいけない」と言ったところで伝わらない。
後世に伝わらないから同じ過ちを繰り返す。
どうやったら伝わるのだろう。

本人が体験してみてはじめてそれを知る。
それではもう遅いではないか。

中沢啓次さんは何でこの漫画を描いたのだろう。
自らの体験がベースとなっていると聞く。
本や芸術作品というのは読む側、観る側が作者の生き方に思いを巡らし楽しむものだ。
人によって受け止め方は様々。
少なくとも「はだしのゲン」という作品は多くの人から共感、評価を得ている。
作者の意図することを汲んで読むことはできないのだろうか。

大人が「子どものために・・・」といって勝手にレールを敷いてしまっていいのだろうか。
「危ない道だから・・・」と迂回するルートを設定してしまっていいのだろうか。

ショックを受けた子供たちがいたら、そっと肩を抱き寄せてあげればいいじゃないか。

現実を直視することを避けてばかりじゃダメでしょ。

みんな、外を向け

埼玉の取引先へ。
実績を上げてこられた会社、これから伸びていこうという意志のある会社。
このような方たちとお話しできる機会はとても有意義だ。
勉強になるし、改めて頑張ろうという気持ちになる。
会社の中にいれば小さな世界の中で「ああでもない、こうでもない」と発展的な話にはならないもの。
内容は夢を語り合うどころか、しょぼくてつまらない話ばかりだ。
上司に対する不満を言うのもいいだろう。
人間、ガス抜きだって必要だ。
でも、「こんなことしてたって意味ないな。もっと大きな世界に目を向けよう」と振り返る時間だって必要。

外の世界でおきていることを社内で話しても理解してもらうのは難しい。
外界に放り出してあげるのが一番いいのだろう。
身をもって体験してもらおう。

疑問に思う

教育や福祉の現場にいたことがある。
いつも疑問に思うことがある。
24時間TV。

障害を抱えたり、辛い人生を背負っている人たちがいる。
それは事実だ。

人間に優劣は無いけど、才能や能力には優劣が存在する。
そんな中でみんな生きている。
人間は感情の動物だから、受け止める人の気持ち次第でどうにでも解釈できてしまう。

いつも思うのは事実を伝えてほしいというもの。
チャリティーイベントはいいこと。
何かの目標をもって頑張ることもいいこと。
ただ、それをわざわざそのテレビ番組のためにやるのはどうなんだろう。
制作者側の感動の押し売り。
脚色する必要なんてあるのだろうか。
TV局が企画すること自体に疑問を感じている。

いつしか、その番組を継続すること自体が目的化してしまう。
「もっと、感動を・・・」と制作者だけでなく、視聴者側も考えるようになる。
一度、原点に戻ることが大事なように思う。

イチローの記録

イチロー選手が4000本安打を達成。
記録そのものも素晴らしいが、取り組む姿勢が心に響いた。
インタビューで言葉を選びながらこんなことを言っていた。
「うまくいかなかった時間と対峙することのほうが重要だった。」

レベルが高くなれば、周囲の期待値も高くなる。
試合にいつもベストコンディションで臨まなければ、この記録を達成できるだけの打席も確保できない。
そもそも試合に出られなければ記録どころではない。
そこは世界の最高峰。
異国の地。

高校の時に野球もやった。
向こうは春から夏にかけてがシーズンとなっている。
運動神経はかなりいいと自負しているが、「アメリカってやっぱりすげーっ」と思うような、とんでもない才能をもった奴にも出会った。
彼は大学では全米一になり、オールアメリカにもなった。
ストライキの影響を受け、彼はメジャーまで昇格できなかった。
そんなすごい奴でもその場所に立つことは難しいことなのだ。

イチロー選手は英語が堪能ではない。
かの地で生まれ育ったわけでもない。
それだけでも大きなハンディを背負っている。
日本人というだけで、アメリカ人のプライドの琴線に触れてしまう。
そこで試合に出続け、活躍し、誰もが尊敬する先人の記録を塗り替える。

うまくいかないことの方が多い中、それと正面から向き合って乗り越える。
逃げずに立ち向かう。
彼の姿勢が勇気づけてくれる。

青島健太氏のおやじ目線の社会学

難しい

思いを伝えるというのは難しい。
人を介してしまったらなおさらだ。
適切な言葉が見つからない場合もある。
言葉ひとつにしてもお互いの生い立ちや生き方によって解釈が微妙に異なる場合だってある。
お互いの距離感によって全く違う展開になってしまうこともある。

「そんなつもりではなかった」ことが既成事実になっていたり。
仲介者が意図的に違う展開に持ち込んだり。

切ない気持ちになる。

でも、前に進んでいかなくてはならない。
立ち止まる時間はないのだ。

今現在起こっていることは想定されていたこと。
「こんなはずじゃなかった・・・」なんて許されない。
だから、これから先どんなことが起こるか何通りもシミュレーションする。
最悪な事態にも備える。

現実を突きつけると逃げる人がいる。
見て見ぬふりをする人がいる。
責任を取りたがらない人がいる。
人のせいにする人がいる。

目の前の問題も、その先に見えるものも正面から向き合おう。
体を張ろう。
こわくなんかない。

今までのやり方なんて通用しないよ。
みんなと同じことをやっていたって新しいものはつかめないし。
「こんなやり方があったか・・・」とみんなを驚かしてみようよ。
失敗したって、また立ち上がればいいじゃないか。

免許なんて

手足口病、恐るべし。
みんな、気をつけよう。

県内私立学校で資格のない人が教えたということで家宅捜索とのこと。
「とんでもないことだ」と言う人が大半ではないだろうか。

「資格」「免許」
ある特定の業務をする上で存在している。
資格マニアなる者もいる。
電動ドライバーの使用にも免許が必要だ。この資格を持っている社員がいないと、工事業者は建築許可も下りない。
世の中がおかしな方向に向かっている。
資格や免許の制度を利用して統制しようとしたり、天下り組織を作ったり、お金儲けにつなげている。

変化の激しい世の中になった現在、教育の在り方については考え直す必要がある。
多種多様な考え方、生き方を尊重する上でとても重要なことだ。
安定した工業製品づくりを必要としていた高度成長期ならいざ知らず、現代はその需要は海外へ移転。
平均的な人材を必要とする時代は終焉を迎えた。
現在の教育制度自体に見直しが迫られている。
画一的な組織体制、教職員が学校で教えること自体に無理があるのだ。
免許があるからといって、たかが2・3年免許を取るための科目を履修しただけ。
社会体験もほとんどないままに先生になる。
激動の時代に対応できるわけがない。
最大の被害者は生徒。
学校で習ったことがほとんど社会で活かされないのだから。

今回、問題になっている学校の実態は分からない。
でも、教員免許を持っていない人物に教えてもらう方が、生徒にとっては逆に新鮮でいいのでは。
私立学校だから特徴のある教育方法を取り入れて、実行するのがいい。
文科省や県が自分たちの作った制度内でコントロールが及ばないから許さないなんて傲慢だ。

あまり資格や免許制度で世の中を縛るのはよくない。
その制度によって誰が利益を得ているのか。
背景をよく考えよう。

手足口病

県内の乳幼児に手足口病が流行っている。
昨年の倍の数に上るそうだ。
手や足、口に発疹ができて痛くなるという。

人ごとだと思っていたら、自分がなってしまった。
お盆の後半から調子が悪く、手足に発疹ができて痛い。
治療薬は無いということで、ただ数日間耐えるしかない。
大人が発症することは稀だというから、やはり自分は一般大衆的な人間ではないと思ってしまう。

普段鍛えている人は健康だと思われる。
病気にも強いと。
でも、これは大きな誤解だ。
アスリート系の人は普段から体のケアに気を遣う。
極力、病気にならないように努力する。
これが災いしてウィルスなどに感染した時には重症化してしまうのだ。
時々風邪をひいたり、適度に体調を崩している方が免疫力が高くなっていいのだ。

何事もよくないからといって排除しない方がいい。
何でも除菌したがる人。
すぐに除草剤を使う人。
世の中のバランスを考える機会も必要だ。
そうしないと、とんでもない形でしっぺ返しが来てしまう。