月別アーカイブ: 2014年12月

岡工の試合が頭から離れない

自分より半分の体重しかないチームメイト。
彼は試合に出ることはできない。
体力的にも技術的にも。
本人がそれを一番よくわかっている。

タックル練習で対面になった。
”けがさせたらかわいそう”
そんな気持ちが頭をよぎって、当たる瞬間に力を緩めた。
「谷さん!本気で当たりませんでしたよね?僕を何だと思ってるんですか?」
「・・・・・」
ハッとした。

どんなチームにも試合に出られる人と出られない人がいる。
試合に出られない人の方が圧倒的に多い。
目指すレベルが上がれば上がるほどそのような状況になる。
試合に出場するどころか組織の一員でいることさえ難しい人だって出てくる。
彼はそこに該当していた。

彼は自分自身がチームの一員であることを誇りにしていた。
だから、練習は誰よりも熱心だったし、大きな声を出してチームを盛り上げていた。
自分が叶えられないことをチームメイトに託していたのだ。
仲間がフィールドで活躍し、勝利することで喜びを分かち合いたい。
そんな彼のささやかな思いを肌で感じて胸が熱くなったものだ。

その当時、彼は高校生。
自分の半分の年齢だ。
体重だけじゃなかった。
学校にラグビー部がないということで、何の伝手もなく独りでやってきた。
大人たちに混じってひときわ小さな高校生が練習に参加。
ぶつかれば軽く吹っ飛ばされる。
どれだけ勇気が必要だったか。
練習前や後に大人の会話についていくのも大変だっただろう。

彼のような存在がチームを更なる高みへ押し上げた。
これはまぎれもない事実であった。
勝利に近づくためには戦略や戦術だけではだめで、そこに熱が加わらなくてはならない。

組織が持つ”雰囲気”。
それは意図して作りだそうと思っても作り出せない。
自然と発生してくるもの。
だから、目的を見失わず、ひたすら尽くすのだ。

彼のあんな姿を見たら岡工の生徒たちはどう思うのだろう。
わが社の社員はどう思うのだろう。

負けたあの試合。
控え選手たちの雰囲気が頭から離れないでいる。

時間が経つほどにこみ上げる感情

全国高校ラグビー1回戦。
岡工は長崎北陽台と対戦。
59対12で敗北。
相手は後半に次の試合を見越して控え選手を全員投入させる余裕の展開。
プレーを見ながら「うまいなー」
そんな人ごとのような気持ちで観戦したのだが、2日経ってやるせない気持ちがこみ上げてくる。
今年のチームは自分より大きな子は一人もいないので、全国大会で勝つのは難しいとは思っていた。
だけど、こんなボロ負けするなんて。

ラグビーは格闘技的な要素が多いので、メンタルに大きく左右されるスポーツである。
恐怖心との戦いのなのだ。
心の中では「やるぞ!」と「やられるかもしれない」が半分ずつ共存している。
相手が大きくて、強いと前評判を聞いていればなおさら不安がつのるもの。
「やるぞ!」という気持ちが1パーセントでも勝っていること。
相手にやられてもその気持ちを維持し続けること。
これがないと勝利には近づかないのだ。
「だめだ」と思って負けた時は最悪。
この一種の罪悪感に似た感情は、自分の心から一生離れることがない。
チームが負けたこと以上に、自分が気持ちの上で負けたからだ。

強いチームかどうかは試合に出られない控えの選手たちを見ればわかる。
漂う雰囲気がすべてを物語る。

「なぜ、ラグビーをやるのか」
そんな問いかけに答えられる子が何人いるだろう。
「親がやれと言ったから?」
「就職に有利だと言われたから?」
今の彼らを見ていると、元気のない答えが返ってくる気がしてならない。

ボールを持って走る爽快感。
仲間とひとつの目標に向かう連帯感。
恐怖を乗り越え勝った時の達成感。
「嬉しい」
「楽しい」
「やっていてよかった」
やるからにはそんな気持ちを少なからず持ってほしい。

コーチでもなく、ましてやOBでもない自分。
そんな自分が岡工の子たちとどうやって関わっていけるだろう。

今日は頑張った気がする

屋根から落ちる雪の音で目が覚める。
そうか、雪なのか。
それも相当の。
外を見ると20センチほど積もっていた。
北の国から2014である。

桜の木の枝にきれいに雪が乗っている。
「今日は頑張って人のために尽くしなさい。」と言われた気がした。

会社に行くと、ちらほらと社員が来てくれて雪かきをしてくれた。
出てきてくれる人がいる。
嬉しい。
本当にありがとう。

今日は人類の未来のために頑張った。
8時間休まずにやった。
仕上げは日蔭の氷。
全部取ったどーっ。
ご近所様からコーヒーもいただいてしまった。

かいていると、いろんな人が車で通り過ぎてゆく。
泥はねを平気でしていく人。
減速してよけてくれる人。
「邪魔んだよ」という顔で通り過ぎる人。
会釈してくれる人。

傾向はあるのだろうかといろいろと考える。
煙草を吸いながら運転している人は男性も女性も「邪魔なんだよ」という顔をする。
煙草はイライラを解消したり、ストレスの発散を期待されているのだろうけど、逆に、なければ解消できない中毒性は否定できない。
減速してくれる人は男性が運転している場合は女性を乗せている。
こういう男性は独りの時に同じように運転するだろうか。
長野県の女性は運転が荒い人が多い気がする。というか、譲らない傾向が強い。
仕事や家庭で抑圧されているからか。
働き者そうなおばちゃんは必ず会釈してくれるし、声もかけてくれる。
どうでもいいことなのだが、人の心理と結び付けて観察していると面白いものだ。

これ、これ

お客様が来社され、いろいろな話を伺う。
業界が低迷する中、勢いを感じられる会社はやはり違う。
発せられる言葉には明らかな違いがある。
停滞している会社の社員が発する言葉とは一線を画している。

ひとつはトップの掲げるビジョンが社員に共有され、同じ方向を向いている。
そして、自ら進む意志がある。
なぜ、それに取り組むか、自分の役割は何なのかを十分に理解している。

同じ業界にいれば、みんな同じような問題や悩みを抱えている。
でも、それを乗り越えようとする姿勢に感銘を受けた。
トップや上司の悪口は一言も出ない。
マイナス発言もない。
すばらしい。

少なくとも我々よりもはるか高い目標を掲げている。
仕事上の難易度も数ランク上だろう。
それを会社方針として提示されても、「やろう」という意志が感じられた。
かつて日本一を目指す組織にいたときと同じ雰囲気だ。
組織の存在意義、目的を理解し、その一員であることに対する誇り。

久しぶりに「あーっ、これ、これ・・・。」
組織が生み出すこの雰囲気。
我が社にも生まれてくるだろうか。

12月26日

♪ わたし待つわ
いつまでも待つわ
たとえあなたが振り向いてくれなくても・・・♪

きっと振り向いてくれると思います。
振り向いてくれたと喜んでいたら、あっかんべーされてるかもしれませんけど。
それでも、いいじゃない。

松はペレットの材料になります。
薪ストーブの材としては向いていません。
ヤニが多いので勢いよく燃えすぎてストーブと煙突が高熱で傷んでしまうんです。
気をつけましょう。

今夜は壊れているみたい

東西南北走り回る。
朝からボヤの対応。
取引先へご挨拶。
サプライヤーへの部品引き取り。
車中泊しようかと思ったが、寒いのでホテルに泊まることにした。
ちょっと根性が足りないか。

まあ、忙しいことはいいことだ。

自分を必要とする人がいる。
そう思うようにしよう。
本当は必要としていないかもしれないけど。
別に自分でなくてもいいのかもしれないけど。
自分に言い聞かせるだけで元気になれる。

「神様、自分に試練を与えてくれてありがとうございます。」
「きっと、それを乗り越えられると思ってくださっているんですよね?」
目の前に起こるすべてのことに感謝しまくる。

巷はクリスマスの装い。
遠くにきれいなイルミネーション。
いいねー。
よく見たらラブホじゃねーか。
ガクッ。

なぜだかしっくりこない

最近、東田直樹さんの本が話題になっている。
おれも直樹。
書店で平積みになっている。
自閉症児の教育に携わってきた自分からすると興味をそそる本である。
ちょっと立ち読みした。
さらっと流し読みしてみた。
なぜだか買おうとは思わなかった。
テレビやメディアにも取り上げられているそうだ。
多くの人が感動したり、共感しているようなのだが、自分の心にはなぜだが訴えかけるものがない。

自分がひねくれているのか。
素直に受け入れられない何かが存在している。

独り言と称してこんなブログを書いている自分。
心に浮かんだことをつれづれなるままに書いている・・・・つもりである。

自分の感じたことに100%マッチングする言葉などあるのだろうか。
ときどき疑問に感じることがある。
疑問に感じるというか、微妙な感情・感覚を日本語で言語化できないことが結構あるのだ。
エスキモーは雪や氷に関する微妙な表現を100以上も持っているという。
日本人の「わびさび」を多くの外国人が理解できないのと同じようなものだ。
置かれた環境でなければ得られない感覚が存在するはず。
受け取る側に語彙力や理解力、経験がなければ、伝えたくても伝わらない。

東田さんはきっと素直で素晴らしい方だろう。
彼のストレートな表現が人の心を打つという。
だが、発している言葉が本当にみんなの心に本当に突き刺さるのだろうか。
ちょっと、みんな鈍感なんじゃない?
脳のある部分が発達し、こだわり傾向のある自閉の方々。
その研ぎ澄まされた感覚は異次元だと思っている。

きっと表現できない感情、言語化できない感覚が多いのではないかと思ってしまう自分。
彼を取り巻く人たちやビジネスにしようと考えている人たちの存在に何かしっくりこないのかもしれない。

 

まず、やってみる。(食)

朝食どころか昼も食べない。
実は自分自身を実験台にしている。
今のところ全く支障がない。
ラグビーをやっていたころとは運動量が桁違いなので、その分食べる量も減らす必要がある。
胃も腸もよく働くやつで、栄養の吸収がやたらといいのです。
食べるとすぐに肉になってしまいます。
俗に「吸収男児」というやつなのです。

医者の南雲先生が一日一食を実践・推奨しているが、まずは試してみることだ。
逆に多食を進める医者もいる。
人の体質によってベストなものを選択すればいいのだ。

一流アスリートが「朝食を食べない」理由。
実践したら、なぜかわかった。

何事もまずはやってみる。
続けてみる。
検証してみる。
こういう繰り返しが自分を知る上で大事だ。

かつては非常識と言われたことが、実は単なる思い込みだったりする。
思い込みどころか素晴らしい効果を生み出す場合だって多々ある。

まずは試してみよう。
実践してみよう。
何もやらずに評論家になっていちゃいけない。

仕事も同じ。

近い将来を東京駅に見た

東京駅開業100年記念Suicaの販売で東京駅は大変なことになっていたようだ。
販売時間前倒しせざるを得ず、人が殺到して混乱したため急きょ販売を中止。
それに怒った人たちがJR職員に怒声を浴びせる。

「なんて熱い人たちなの・・・」
こんなに熱くなれるものがあるなら、将来の日本についても熱くなってもよかろうに。

大災害が起きても世界が驚くほどきちんとしていた日本人。

国債が暴落した時には今回のようになるような気がした。
経済がどうしようもなくなってから怒ってもどうしようもないのだが。