日別アーカイブ: 2015年1月7日

自動車産業はどこに行くのか

トヨタが燃料電池車の特許を開放するということで大きな話題になっている。
「すごい英断だ」
と称賛の声が上がっている。

自動車産業はどこに向かうのか。
トヨタは純利益が2兆円を超える企業だから、今は将来に向けて大きな投資を考えているはず。
他社を買収してフォルクスワーゲングループに差を広げていくのか。
他の事業にも展開していくのか。
エンジンがなくなれば産業構造が大きく変わる。
電気自動車にしろ、燃料電池車にしろ、将来はモーターが大きな地位を築く。
だから、日本電産はどんどん世界のモーター企業を買収するのだ。
ガソリンエンジン開発で優位に立ち、新規参入を阻んできた会社がその優位性を失っていく。
「移動式電源」
「移動式スマホ」
「移動式住居」
様々な異業種が関わることによって新たな展開が生まれていく。
”今までの考え方、やり方では全てをひっくり返される”
トヨタにはそういう危機感があるのだと思う。

自動車単体を作っていてもダメで、インフラ整備まで含めたトータルパッケージで規格作りをしていこうという意思だと思う。
大企業には大企業の大きな悩みがある。
ガソリンエンジンに関わってきた企業やエンジニアは今後どうしていくのだろう。

これから起こることをいろいろと想定していないと、空想だと思っていたことがすぐに目の前で実現されてしまう。

これからどんな世の中になっていくのか。

資源には限りがある。
命も限りがある。
どんなものにも限りがあるということ。
そのことを忘れてはいけない。
と、ふと思うのだ。