日別アーカイブ: 2017年2月7日

Feb. 7

ニューイングランド・ペイトリオッツがNFLのスーパーボウルを制しました。
日本ではアメフトはマイナーですし、テレビ中継もほとんどされません。
スーパーボウルは日本選手権決勝のようなものですが、視聴率は毎回50%にもなります。
道路は閑散。
みんなテレビに釘付けになる、全米最大のイベントです。

ビル・ベリチック ヘッドコーチとクウォーターバックのトム・ブレイディーを擁したペイトリオッツはこの十数年の間に5度のスーパーボウルを制し、まさに黄金期を築いてきました。
二人とも殿堂入りは確実。
史上最高のタッグとの呼び声も高い。

ブレイディーはドラフトで最後の最後に指名され、まったく期待されていなかった。
基本的運動能力は実はわたくしよりも下回っていた。
でも、有能なんですね。
おつむが違うんです。

ベリチックコーチとブレイディーの関係について、ワシントンポストで興味深い記事が掲載されました。

Tom Brady and Bill Belichick’s secret?  It’s not personal;  it’s just business

「トム・ブレイディーとビル・ベリチックの成功の秘密? 個人的関係ではなく単なるビジネスである」

記事の内容を平たくいいますと、タイトルの通り。
「お互いに特別な関係ではなく、勝つためにやるべきことをやる」ということです。
ベイチック コーチはブレイディーを他の選手と同じように扱う。特別扱いはなし。
ブレイディーもゴマをすらない。
お互いに友好的かといえば、そうではないそうだ。
二人が追及しているのは勝利のみ。
そこに個人的な感情を持ち込まない。
つまり、勝つためにやるべきことを遂行する=ビジネスということ。
それに徹しているというのだ。

イングランドラグビーのエディー・ジョーンズコーチもこの記事に触れ、「選手と監督は仲良くする必要などない」とコメントしている。

みんな美談を好む。
何かしらの情を入れ込みたがる。
SNSが発達し、客観的な事実よりも感情的な情報のほうが溢れかえる。
情に流されない判断力が分かれ道となりそうだ。