日本実業団陸上競技連合の無期限移籍制限を撤廃しよう!
わたくしは自由人なので、束縛が強いと反発します。
他人に 判断、決断を 委ねるのはあまり好きではありません。
というか大キライ。
自分で進む道を決め、責任をもつ。
そういうことは大事だと常々思っています。
人に委ねてしまえば、自分の意図にそぐわない事態に発展したときに責任逃れできます。その人に責任を押し付けることができます。
自分が決めたことであれば、自分が責任を負えばいいし、他人にとやかく言われる筋合いもない。
転職の際にあらゆる制限をつけて署名させたりする会社があるそうです。
何の意味があるのでしょう。
弊社の門を叩いて面談に来る方などで、そのようなことをされて下を向いて悩んでいる姿を目の当たりにすることがあります。
そう、そういう人を見ると何とかしたくなる。「助けなくては」と思ってしまう。
わが社だって、私が来てから数十人の社員が辞めました。
円満に辞めた仲間もいますけど、喧嘩別れのような形で去っていった人もいます。
トップにとって社員が去っていくことほど寂しいことはありません。
三行半をくらったわけですから。
「あんたとは無理」と言われているわけです。
「オレも無理」って言いたいところですけど、そういう問題じゃないんですよね。
生き方の条件や仕事観が合わなければ、別の道を歩む方がいい。
それがお互いにハッピー。
そこに制限をつけたり、相手の自由を奪う権利は誰にもありません。
ですから、辞めたいと思っている社員に対して希望を与えられなかったトップは自らに矛先を向けて反省するしかありません。
「なんだあいつは・・・移籍や転職なんて許さん。阻止してやる。」というのはちょっと違いますね。
アホです。ちっちゃすぎます。自分に自信がないことの表れです。
わたくしもアホっちゃアホなんですけど、そちらのほうのアホじゃないんです。
と、自分なりに考えております。見かけによらず小心者ですし。ええ。
会社が人を選ぶように、人だって会社を選ぶ。
スポーツにおいても選手がコーチを選ぶ。
選手が自分を高めてくれそうなコーチを雇う時代なんです。
コーチや会社というのは選ばれなくてはならないので、緊張感が生まれて自分をさらに高めておかないといけない。
ですんで、わたくしも本を読んだり、新しい何かができないか考えたり、先人に教えを請うたりするわけです。
アホはアホなりに努力しなくてはいけません。安住してられません。
「将来、こんな目標をみんなで達成したい!!」と語って賛同してくれる仲間と歩んでいくしかないんだと思います。
それを選んでくれなかった人のことをとやかく言ってはいけませんよね。
為末さんがキャンペーンをやっているので応援します。