日別アーカイブ: 2020年1月6日

Jan. 6

新年あけましておめでとうございます。

今年は水道管の破裂もなく無事に仕事始めを迎えました。めでたしめでたし。

 

長い休みは久しぶりだったので、連日林業に勤しみました。

台風の影響で山の中は結構荒れておりまして、折れかかった木が散在しておりました。

 

木を切るのは簡単で、地面が揺れるほどの大木を倒すと何となく達成感があります。

でも、そのあとが大変。

枝を落とし、幹をぶつ切りにして片付けなくてはなりません。

これがかなりの重労働でして。

何事もそうなんですけど、後片付けのほうが大変。

生木は折れにくいですし、枝がかさばるんですよね。

何十往復をして初めてその場所がきれいになる感じです。

あと、場所も確保しておかないと片付かない。

薪として使えない木は何年もかけて朽ちさせなくてはいけないし、切ったあとに何の木を育てるかも考えなくてはいけません。材にするのか、花や実を楽しむのか、薪になる木にするのか。

年単位のプロジェクトとして考えていかないといけないんです。

桃栗三年柿八年ですし、幼木から実りを得るためには年月を要します。

薪にするまでには最低でも20年から30年。

後の世代に渡すものを今取り組んでいるのです。

 

お金というのはすぐに使えるという良さがありますが、そういうものは残さない主義です。

自分で稼いでもらえばいいので。

卵を産むニワトリがいたらどうするでしょう。

そのニワトリをすぐに食べてしまうのか、それとも産んだ卵を食べて、そのうちいくつかをまた卵を産む親に育てていくのか。

 

目先の利益にとらわれない。永い目で見る。

そういう考え方を植えつけるのが教育なのだと思います。

 

花を見れば、気持ちが洗われる。

実がなれば、旬を味わえる。

薪があれば、暖をとれる。

そういうものはお金で解決することもできますが、お金をかけずにそれなりに時間をかけて手にいれることもできる。

長い時間軸で物事を考えたいと思っています。

簡単に手の入るものというのは簡単になくなる。

簡単になくなるものは大事にしないし記憶にも残らないものです。

 

世の中がとにかくスピード重視の時代で疲れますね。

パソコンの処理がちょっと遅いだけでイライラ。

メールの返事がちょっとでも遅れるとイライラ。

そのイライラのはけ口としてSNSが利用され、それをみてさらにイライラがつのる。

 

アナログチックで手のかかること、面倒なことを意識的に取り組むことで初心に戻り、こころの安定を図っています。

自然の摂理に逆らわず、その時間軸に身を置いて生きてみる。

そういう時間が必要な気がしているのです。