今日は高校のキャリア教育推進で呼ばれて講演をしてまいりました。
自分自身が地元でないこともあり、高校生の採用については思うようにいっておりません。
岡工の生徒さんを採用したいと思ってラグビー部の練習に参加したりもしたのですが、実らずにあきらめムードでした。
コロナ禍にあって求人も減っているためなのか、市の工業振興課の企画があって声をかけていただきました。
就労する上で大事かなと思うことを3つ話しました。
1.自分で決めるということ
2.自分にあっているかどうかの判断は3年くらいは頑張って続けてから考えるということ
3.仕事と趣味はちがうということ
いちおう場慣れしているということもあって対話形式で話しましたが、真剣に聞いている生徒さんもいて楽しかった。
「AIとかが発達して、ロボットで組み立てたりとかして人が手をかけて作ることはなくなるのではないか?」という質問がありました。
Good question!
大量生産品はロボット化が進みます。これはもう止めようがありません。
我々の手がける製品は数が少ないのでロボットにお金をかけても意味がない。
わたくしも10年位前に悩みました。
ロボットなら電気を与えれば24時間働く。
文句も言わない。
でも、何だかつまらない。
「アナログにこだわっていく」
面倒だけど、人の手を介してものづくりをする。
そう決めたのです。
初対面でハートをキャッチするのはなかなか難しいですが、自分の高校のときや教壇に立っていたころを思い出して元気をもらいました。
この中から一人でもいいので弊社に興味をもってくれたら、それだけで嬉しいです。