今日は中学校のキャリア教育の一環で講演に呼ばれて行って参りました。
受験前なので、きっと先生や親は「がんばれ、がんばれ」だろうし、将来の進路について考えさせられてピリピリしているだろうなと思って、テキトウなことでも話して肩の力を抜いてもらおうと思って臨みました。
「たかが受験だろう?それで人生が決まるわけでもないでしょ?」という大人がいてもいいと思うんですよ。(先生や親からしたら面倒な人がキャリア教育の講演に来てしまった・・・。)
講演の趣旨は下記の通りです。
・夢を持つように強要されるかもしれないけど、別に夢がなくたって構わない。
・将来のことを考えるなら、まずは目の前のことを一生懸命やってみよう。
・自分は何ができて、何が好きなのか、要は自分のことを知ることが大事。
・自分を知っていくことで方向性が決まっていく。
・社会に出て行くと失敗が許されなくなるので、今のうちにたくさん失敗をしておこう。
中学校3年生144人向けにお話しましたが、みんな表向きだけはきちんと聞いていてちょっと心配になりました。
自分が中学生の頃は「先コウの言うことなんか聞いてられるか!!」って騒ぐツッパリがいたものです。自分が「そうは言っても、こっちに来て座ろうぜ」となだめる役目を担ってたりしました。
そういうわかりやすい光景もなくてみんなお利口にしているので、目に見えないところでSNSをつかって発散したりするのだろうか・・・と、勝手な想像ではありますが残念な気持ちにもなりました。
まあ自分の勝手な洞察は当たっていなければいいですけど、今日はお利口な中学生を目の当たりにしながらも闇があるような感触がありました。