社長の独り言」カテゴリーアーカイブ

Oct. 15

海外から多くの方々がやってきて、マスメディアだけでなく一般の皆さんも好意的なコメントを発信してくださっているようです。

日本の文化が良い形で紹介され、とてもありがたいことだと思います。

 

初めて海外に行ったのはもう30年以上も前のことですけど、ホント、バカにされましたよ。

高校生だったのでそれなりに多感な頃でしたし、その後の人格形成に大きな影響を与えることにもなったと思います。

映画を見れば、日本人はお辞儀ばかりしていて、ラジオ体操みたいに機械的に動く人種のように描かれていました。

アメリカ史の授業ではパールハーバーの開戦のイメージから、日本人=卑怯者というような扱い。

「なんでこんなにバカにされなきゃいけないんだ」と落ち込んだものです。

怒りたい気持ちも無くはなかったのですが、独りだったんでね。ええ。

怒ったところでなんの解決にもならない。

そもそもアメリカに行こうと思ったきっかけは、あの当時NHKラジオ英会話の東後勝明先生の影響だったんですが。

東後先生が「海外に行ったらunofficial ambassadorと思って過ごさなくてはいけない・・・」と仰っていたんですね。

直訳すると「非公式大使」。

どういうことかと言いますと、”海外に行ったらその人の素行が人種やその国民として判断されるから気をつけなさい”ということなんですね。

カンザス州に住んでいたんですけど、日本人が全然いなくてですね。

結構珍しがられまして。

日本人にみんな会ったことがないから、わたくしの一挙手一投足が日本人のイメージとなってしまうんです。

これはホント危険でしたね。

Naoki=Japaneseですからね。

体は大きくスポーツもできたので、彼らが持つ日本人のイメージは払しょくできたと思うんですけど、行動にはすごく気を付けたものです。

いや、逆に変なイメージを植えつけた可能性は否定できないのですが。

 

今回のRWCで選手やマスメディア、ファンなどが、ホスト国としての日本を称賛してくれています。

でも、それはジャパンの勝利が大きく作用していると思います。

ニュージーランドとの屈辱の敗戦から24年。

サイズがものを言う競技で結果を出した。

多くの人がそこになにか生きるヒントがあるのではないか、学ぶべきことがあるのではないか。

そういう視点で見てくれている。

 

自分が学生のときに宿沢さんがジャパンの監督でスコットランドに勝利しました。

その後、日本ラグビー界の改革を志半ばで他界されました。

「勝つことのみが善である」

宿沢さんの哲学を思い出し、本を読み返しているところです。

 

 

 

Oct. 14

台風による暴風雨で多くの方が被害を受けました。

我が家もご多分に漏れず、修繕と片づけに追われております。

RWCも3試合がキャンセルとなりました。

ジャパンがスコットランドに勝利しベスト8に進出したことは世界からも驚きの目で見られていますが、本当に驚くべきは試合が無事に開催されたことではないかと思います。

試合を行うために多くの人が復旧活動にあたったと思うし、会場である日産スタジアムのピッチの状態も完ぺきだった。

こんな国は世界にはない。

断言できます。

欧米諸国でこんなに早く災害復旧できる国などありません。

普通なら試合をキャンセルにして、引き分け扱いでジャパンがベスト8に進んでもよかったと思います。

「試合がキャンセルされれば法的措置も・・」とスコットランドの日本に対する上から目線の圧力にめげずに試合を開催し、7万人の観客で満員にして、しかも勝利する。

こんなドラマは見たことがない。

 

日本は火山や地震、台風など災害列島である。

外国人からしたら外的な環境要因を考慮すると住みたくない国の上位に来るはずです。

復興する、必ず立ち上がるというメンタリティーは他に類を見ない次元ではないか。

日本は生産性が低いという。

新聞や経済誌ではよく取り上げられる。

何をもって生産性が高いのか。低いのか。

本当に低いのか?

より質の高い仕事を追及しているから、こんな世の中でも日本は踏みとどまっていられるのではないか。

言い方は悪いけど、怠けている人たちとの比較指標が妥当なのかは疑わしい。

我が家の光ケーブルを翌日の朝に直してくれたNTTにも驚いたが、「お困りだと思って・・」と人のために活動できる勤勉な国民性を、みんなで誇りに思おうじゃないですか。

Oct. 13

台風はものすごかったですね。

被災された皆様にはお見舞い申し上げます。

伊那では雨よりも風がすごくてですね。

我が家の家の裏には30mクラスの松の木がたくさん生えてまして、倒れて家が倒壊するのではないかとびくびくしておりました。

こんな暴風は経験がありません。

夜9時くらいにネットが通じなくなり、外を見に行ったところ光ケーブルが切れていました。

朝になって見に行くと赤松の幹が途中から折れて、愛車のバックフォーに直撃してまして、へこんでいました。

家に倒れなくてよかったということで、良しとしましょう。それにしてもすごかった。

片づけをしておりましたら、NTTが来てくれまして、ケーブルを直してくれました。

感動です。

みんな災害にあっているので一週間くらいかかるかと思っていたのですが、わたくしの電話がウェイティングリストの一番だったらしく、午前中には復旧しました。

ありがとうございました。

片づけをしつつセンブリのかわいい花も咲いていて、自然のたくましさも感じました。

ひと段落して会社も確認し、明日からの生産も大丈夫そうなので諏訪湖一周走を敢行。

世紀の一戦を前に自分も頑張らねばとうずうずしてしまいまして。

 

スコットランドに勝ちましたね。

泣けます。

自分らの世代から夢見ていたことが実現しました。

これからも世界の強豪たちを相手に互角に渡り合っていこうじゃないか。

そういう気持ちにさせてくれます。

Oct. 11

台風が近づいています。

ニュージーランド対イタリア、イングランド対フランスの試合が中止となり、規定で引き分け扱いとなりました。

日本対スコットランドの試合も中止になる可能性があります。

決勝トーナメントに進めるのか進めないかのチームにとっては引き分け裁定が納得いかないようです。

理解はします。

この4年に一度のイベントに人生の全てをかけてきているし、人生最後の試合になるかもしれない。

選手の心情を考えれば、批判的なコメントもわかります。

しかし、です。

ラグビーの試合で審判の判定は絶対であり、覆ることはありません。

終わったことはぐちゃぐちゃ言わない。

試合後はノーサイド。

判断を委ねたのなら、それに従う。

納得がいかなくても「これが俺の人生。次はそうならないくらいの俺になる。さあ、次に行ってみよう。」

こんな感じで行きたいですけどね。

 

イタリアにしてもスコットランドにしても、コーチのコメントにはがっかりです。

特にスコットランドのタウンゼント監督には。

スコットランドのラグビーは伝統的にクリーンで正々堂々と立ち向かうスタイル。

弱小国だった日本の台頭がよっぽど脅威なのでしょう。

日本への優位な判定があったとか、日程が優遇されているとか。

前回の大会では南アフリカとの激闘のあと、中3日でスコットランドと対戦し惨敗しました。

だからといって、文句を言ったでしょうか。批判したでしょうか。

日本は弱くて相手にされていなかったので、いつも不利な判定、不利な日程を強いられてきました。

やっとそれを乗り越えて今がある。

舌戦には無言で対応。

絶対にジャパンには勝って欲しい。

 

Oct. 10

お客様とお話していると、規模に関係なく抱えている問題は同じで、みんな悩んでいると感じるのであります。

うまくいっている会社など無いに等しい。

 

我々の会社はOEMなのでメーカーに守られている部分がある。

部分どころか多分にある。そう感じた。

要求品質に満たなかったり、納期を守れないときには厳しいお叱りを受ける。

とても辛い瞬間だし、トップとしての責任も感じる。

でも、である。

メーカーのロゴのついた商品というのは、重みが違う。

格段に違う。

一般ユーザーのほうがもっと辛辣であり、今の世の中はSNSですぐに評判が拡散される。

会社が傾くことだってありうる。

そう思うと、我々はまだメーカーさんに守られているし、自分に厳しくなくてはならない・・・と思う。

小さくてもメーカーになりたいという野望を実現したいとおもうのだが・・・。

乗り越えなくてはならないハードルがたくさんある。

ハードルは高くなれば高くなるほど・・・・実はくぐりやすい・・・。

そんなふざけたことを考えてないで・・・。

乗り越えるために試行錯誤していくしかないのだ。

 

Oct. 7

日本が3勝したことでワールドカップが盛り上がっております。

お客様と話していてもその話題が出てきますので、多くの方が関心を寄せていることがわかります。

今まで関心のなかった方々から質問されたりするのですが、改めてラグビーというスポーツを考えるよいきっかけにもなっています。

サッカーとの比較をされる方が多いですね。

判定に対する選手の態度や姿勢について「なんでこんなに違うの?」と思われるようです。

サッカーではちょっと触っただけで大げさに倒れたり、その判定に不満があると審判に詰め寄ったりします。

ラグビーにはそれがない。

そもそも痛いスポーツなので、「痛い!!」なんて言葉を発することがありえないんですね。

骨が折れていても立ち続けるのが「美」なのであります。

審判の判定は絶対です。

覆ることはありません。

不服があっても文句を言うことで、審判の心象を悪くしてもしょうがないですし、相手に対するリスペクトがないと結局は負けなんです。

これはルールがそうだからという次元の話ではなくて、そういう気持ちにさせてくれるスポーツなのだと思います。

 

試合のテレビ中継の際は審判の声もよく聞こえるので聴いてみてください。

よい審判というのは試合の流れの中で、多くの声を発しています。

選手はチームメートの声かけだけでなく、審判の声にも耳を研ぎ澄まします。

反則ぎりぎりのプレーなどでは、審判は「手を離せ!」とか「それはダメだ」と声を出し、選手はゲームの流れを切らない努力をしているのです。

悪質と思われるプレーがあったときにも、いきなり退場処分にしたりすることはありません。

必ず、プレー中にも注意喚起をしているし、プレーが止まった時には「次に同じことをしたら、イエローカードだからね」と説明を受け、紳士的な態度が求められるのです。

紳士的な態度がなければただの喧嘩ですからね。

審判が「だめだよ」と言ったのに、聞かずに反則し続けるプレーヤーは「お前がそんなだから負けるんだ」と仲間からも蔑まれます。というか、そういうヤツはチームからは不要扱いされます。

わたくし自身はサッカー少年団にも入っていましたし、他のスポーツも結構やりましたけど、ラグビーで培われる精神というのは、ラグビーならではの部分が結構あるように思いますね。

ラグビーの楽しみ方として、審判の動きや声に注目してみるのが面白いと思います。

Oct. 1

ラグビー日本代表に外国人がいることで不満というかダメ出しをする方がいるそうです。

「そんなこと、どうでもよくない?」

これがわたくしの考え。

今回、出場国のどの国が単一自国民だけで組織されているんです?

みんな人種が混ざり合っているし、みんな活躍の場を求めて外国でプレーしている。

国籍や人種が違えど、その国で暮らし、そのスポーツと仲間を愛していればどうでもいいことです。

といいますか、ラグビーやっている人はみんなそう思ってます。

集団格闘技なので仲間との連帯意識は強くなりますし、非日常を楽しむということが前提となっているので、戦いが終わった後は相手へのリスペクトの気持ちも自然と湧いてくるものです。

うわべのものなんて結局は関係ないんですよ。

戦友なんでね。

 

陸上やバスケットボールでもハーフやクウォーターの方が活躍する機会が増えました。

これからますます人種が交わって、日本人とは何なのかを問われる時代が来ると思います。

肌の色や目の色が違っても日本人として生きていく人が増えるんですから。

国とはどういう集合体なのか、考える機会が増えそうです。

 

Sept. 29

オーストラリア対ウェールズの試合に行ってまいりました。

存命中に日本開催のワールドカップは観ることはないと思うので、行ってよかったです。

予選プールの屈指の好カードでしたし。

観客の2/3は外国の方で、試合前からみんなビールを飲んで本当にお祭りでした。

東京スタジアムはラグビー専用ではないので選手との距離が遠くてちょっと残念ですね。

ワラビーズのユニフォームを着て応援したのですが、残念ながら惜敗。

ウェールズは練習のときから調整がうまくいっている感じで、日本の気候にもうまく対応している様子です。

ワラビーズにはここから立て直して決勝トーナメントに勝ち進んで欲しいです。

5万人の大観衆の中でプレーできて羨ましい。

Sept. 28

更新していなかったので読者が減ったと思うので再開しましょう。

 

今日は泣けましたね。

RWCが始まって日本代表にとっての大一番。

テレビがないのでジムでトレーニングしながら見ようと思っていたのですが、諏訪湖を一周走ったら疲れてしまって・・・。

運のいいことにNHKのサイトでライブ配信していたのでそれを見ていました。

証明してくれて嬉しかった。

 

外国人コンプレックスが抜け切らない日本のアスリート。

敗因は「パワーが・・・」「体格が・・・」と言い訳はいつも同じ。

「人間に差はない」というのがわたくしの考え。

海外で生活したことがある人はわかるはずです。

日本人、アジア人というだけで馬鹿にされ、欧米人と同じパフォーマンスでは認めてくれない。

肌の色や文化が違う程度で、他はみんな同じなのに。

筋肉だって骨だって組成は皆同じ。パワー=質量 X スピードであり、トレーニングで克服できることです。

結局は思い込みの部分がかなり大きいということです。

単なる勝手に作られたイメージでしかない。

 

前回のワールドカップでこの先入観をエディーさんが克服してくれました。

外国人のコーチだからこそ成しえたことです。

発想の転換は外からの血が入ることで始まるのです。

 

日本はもっと世界に出ていって勝負しましょう。

勝負事は勝たなくては意味がない。

勝利が全てを変える。

これからは強豪国に対しても怖気づくことなくやりあえる。

きっと、みんなのメンタルが変わったに違いない。

仕事も同じ。

結果を出して初めて認められるし、周りが変わっていく。

できない理由とか、できなかったときの都合のいい言い訳を考えている時点で負けなのです。

 

前回大会の南アフリカの勝利がただの運ではなかったことが証明されて嬉しい。

多くの人の先入観が覆ったことが嬉しい。

ジムに行って帰りにビールなんか買って祝杯でございます。

Aug. 16

お墓参りに行ってまいりました。

早いものでもう8年。

お墓参りというのは、いろんな意味で気持ちをリセットできるのでとてもいい機会です。

内省することで未来に向かって自分自身を問いただすことができます。

渋滞とはいつも逆方向というのもいいんですよ。

対向車線の渋滞を尻目にスイスイは走って、考え事していてもイライラすることもないんです。

東京にはもう住めないな。