ある見出しで思ったこと

週刊誌のユニクロバッシングが止まない。
先週、新聞を見ていたら「障害者へのパワハラ」なる見出しが出ていた。
何となく察しがついたが、ゴシップ誌の程度の低さには嫌気がさす。

ユニクロは積極的に障害者を雇用している。
何故か?
経営者の方針だけでなく、彼らが活躍できる場面が多いからなのだ。
法律がどうのとか、助成金がどうのとか、そんな低俗な話で雇用しているのとは違うと思う。

知っての通り、ユニクロの店舗は色やサイズなど陳列が統一されている。
買う人にとってわかりやすい。
ということは。
そこで働く人にとってもわかりやすい。
素人でもすぐに店員としてやっていける確率が高い。
よりお客さんへの直接的なサービスに力を入れられる。
店員や店長はお客さんとのコミュニケーション能力の高い人が生き残り、
品出しや陳列作業はお客さんとのコミュニケーションが難しい人がやるという構図になる。
それは別に悪いことではないでしょう。
そこで力を発揮できるのが、自閉症などの知的障害の方々だ。
彼らは人とのコミュニケーションは苦手だ。
でも、品物の陳列方法が単純なため、彼らのこだわりを最大限生かせるのだ。
ある一定のサイズの品物が減ったり、ある色の品物が減ったら補充しなくてはならない。
それをすぐにやるのは彼ら。
そういう仕事にこだわれる人がいる。
きちんと教育すれば、健常者よりも丁寧に、しかも迅速に対応できる人がいる。
そういうことを多くの人に知ってもらいたい。
そりゃ、適性のない人を雇ってしまったら大変ですよ。
だから、きちんと試用期間を設けて雇えばいいのです。
トラブルとして取り上げられているのは、うまく教育できなかったり、適性のない人を雇ったことに起因していると思う。

バックヤードに在庫が潤沢にあれば、店舗はいつでも整然となる。
こういう店舗は障害を持った人をうまく使えているということだ。
みんながハッピーになれるし、いいと思うんだけどなー。

託児所化している養護学校にはがんばってもらいたい。
おおよそ教育機関とは思えない指導が散見されます。
「障害者」にしているのは、先生、あなた方なんですよ。
「本人の意思を尊重する」だなんて、世の中で認められないことを許してどうするんですか?
「かわいそう。こんな社会がいけない」だなんて、あなたの指導力の欠如だと思いませんか?
自分の子供だったり兄弟だと思ったら、もっと一生懸命になりますよね。
「あいつらと関わりたくない」なんて絶対に思われたくないですよね。

できるのにやらない。
やれるのにやらせない。
それはいかん。
当然、やらないという選択肢だってある。
でも、その代償はどこかで払わなくてはならなくなる。
持っている能力を最大限引き出す。
辛い思いだってすることもある。
生きるって大変なことなんだから。

会社が大きくなると、相対的にトラブルだって多くなる。
社長の考えを末端の社員に理解させるのは難しい。
宗教法人でもあるまいし。
ある店舗で起きた事例を社長が説明するのだって無理がある。
全ての記事を新聞社や出版社の社長が添削しているわけではないでしょう。
それと同じようなことだ。
新聞やニュースもあらゆる視点から判断しないとダメです。
誰かが言ったからみんなそっちへ流れる。
あー、いやだいやだ。

「本当にそうなんだろうか・・・」と疑問に思うことから始めよう。