こっちも求めてない

家を建ててもらった寺島さんのログ屋を久しぶりに訪問。

公共事業は当然のこと、建築業界は忙しいそうだ。
人手が足りず、思ったように仕事が進まないとのこと。
ここでも人の問題は大きい。
パネルで簡単に建てられる工法の家は別として、きちんとした家を立てるには職人が必要。
基礎、棟上、左官、屋根、水周り、窓やドア、電機関連。
それぞれの専門職人を必要とする。
若手が全く育たないらしい。
「工場みたいなところで働きたい。」と言って、辞めてしまうという。
決まった時間働いて、食べられるだけの賃金さえ得られればいいのだそうだ。
会社がお金を負担するからと資格や免許を取るように勧めても「勉強したくない」だって。

終わってる。

どの産業においても日本は沈没間近じゃないか。
目先のことばかりで10年先のことを考えていない。

このような日本の社会状況を考えると憂鬱になるが、逆にチャンス到来ともいえる。
無くなる仕事ではないことを考えれば、食いっぱぐれないということ。
しかもそれは職人仕事。
好きなことをやって、お客さんには喜んでもらえる。
競合が少ないから報酬も高くなると思われる。

「決まった時間だけ工場で働きたい」なんて冗談じゃない。
決まった時間だけやっていればいい仕事なんてないし。
そんな人、こっちだって求めてないがな。