なくならないものはマネージメント

人質になった邦人の映像が流されて、「安倍首相が身代わりに人質になってしまえばいい」などという書き込みが増えているそうだ。

無責任な発言。

ネットでは発信した情報がすぐに多くの人の目に触れて盛り上がったりする。
相手の顔が見えない。
自分の顔も見られることがない。
事実であろうが、デマであろうが、瞬時に外界からの反応がある。
すぐに危害が自分に及ぶわけではない。
責任も問われることもなく逃げられる。

だから、心の中の攻撃的な部分が顕著に現れる傾向がある。
見たり聞きたくない情報からは距離を置けばいいのだが、頭の中で処理するときにとても嫌な気持ちになる。

安倍首相を支持しているわけではありません。
だからと言って誹謗中傷的なことを身勝手に発言する人が信じられない。

一国のトップになる人間はそれなりの能力がなくてはなれないはずだ。
首相としての能力を言っているのではない。
多くの支持者を得て議員になり、党の議員たちの支持を集め、首相となった。
自分は選挙に立候補しても当選できない。
多くの人の支持を集められるだけの人望もないし、人の心に響く演説ができるわけでもない。
そういう資質・能力が備わっていないのです。
よーく考えれば、一議員になることだって大変なことでしょう?
能力がない人がトップになることはないのです。
上司や上に立つ人をコケにする人がいるけど、単なる僻みや妬みにしか聞こえないよ。
可愛がられる資質がある人だっているでしょう?(例えゴマすり上手だろうが、その能力があるんだと思う)

頭の悪い人が悪いことをしても大したことはない。(悪いことをしてはいけませんけど・・・)
頭のいい人が悪いことをするから大きな問題になるのだ。

仕事内容について批判するならいい。
でも、人格にまで踏み込んで中傷するのはいかがなものか。
脅迫に近いこの攻撃性は、人質を取っている人たちとたいして変わりがない。
このような人たちがいるということは、いじめはなくならないのと同じなのではないか。
なくならないんだから、「撲滅しましょう」ではなくて「マネージメントしていきましょう」のほうが理にかなっていると思う。

イスラム国の問題については、殺しあいに発展してしまった以上、それに直接かかわった人たちの悲しみと憎しみは消えることがない。
なくしてしまうことなんかできないのだから、どうやって共存していけるのか考えよう。