ひとり 岡谷高校構想

代々木ゼミナールの業務縮小の報道がなされているが、少子化は社会全体に大きな影を落とすことになる。
これは公的な施設や組織にも当てはめて考えなくてはならない。
公立学校だって統廃合が必要になるときがくる。

岡谷市には岡谷工業高校、岡谷東高校、岡谷南高校の3高校がある。
かつて東と南の両校は統合する案が出ていた。
しかし、卒業生らの反対で実現していない。
確かに歴史を重ねれば校風は違うだろうし、お互いにはプライドがあるかもしれない。
そのうち、そんなことを言っていられない状況になるんだけどね。

自分は岡谷の高校は3校が統合して岡谷高校となるのがいいと思っている。
進学したい人は進学コース、手に職をつけたい人は工業コースというようにコース制にしたり、単位選択制にするのだ。
通信制も平行して導入してもいいかと思う。
これだけネット環境が整備されていれば、遠隔授業も可能だ。
学校に通えない子や長期に学校を離れる状況の生徒にも対応する。

統合することによって施設・設備及び人件費の削減につながる。
多様な生徒が集まること自体が社会性を身につける上でもいい。
生徒数が増えることによって部活動だって活発になるだろう。
(基本的に部活動には反対なので地域クラブに委ねたほうがいいと思っているが)

以前は医者になるには勉強ができなければなれなかった。
高度な知識を必要とする職業なため当然と言えば当然だった。
でも、頭が良くても不器用な奴には手術してほしくないよね。
医療は変わりつつある。
ダ・ヴィンチという遠隔操作型医療ロボットが登場し、導入が進んでいる。
実際にメスを握らずに手術をする場面が増えていくに違いない。
そうしたら、ゲーム機を巧みに操る子たちの方が、将来は外科医に向いているかもしれない。
ゲーム機やスマホで勉強できるようにもなった。
知識はあるけど不器用な人、知識は無いけど器用な人が一緒に手術に臨むことがあるような気がする。
そんなことも考えると、多種多様な人間を認め、受け入れる社会が必要になってくる。
机の上の勉強の出来不出来で輪切りにして、進学させていた過去から方向転換しないといけない。
以前は害でしかないと考えられていたことも、世の中の役に立つ可能性がある。
将来の世の中を想定して選べる環境を整え、若い子たちにはやってみたいことにたくさん挑戦させる。
そのためには人生の選択を迫られる高校を再編する必要があると思う。

こんな発想だってあってもいいでしょう?

何といっても社会的コストの削減をしないと学校だって運営できない時代。
今のうちにこういうことを構想として練っておくべきだ。
岡谷という街の維持・発展を考えると、教育の場から変えていくのが一番だと思う。