らせん階段

加工食品への農薬混入事件の解明が進んでいる。
その前は食品名偽装も話題になった。
「日本製は安全」「日本人が作れば安心」「日本人は正直」
「インディアン 嘘つかない」 懐かしーっ。
このような神話はいったい何なのか。

中国の輸入加工食品や製品に対してあれだけバッシングし、軽蔑するような態度を取っていたのに。
人間そんなに大差はないのです。
我々日本人だって他国のことをどうのこうの言えるほどすばらしいわけではない。
報道が大げさだし、受け止める側も何も考えていないのではないか。
考える力が総じて落ちているとしか思えない。

自分のことを考えてみる。
社会のルールは守ろうと思うけど、ズルはする。
都合がいいように解釈して、ちょっとした嘘も正当化してしまう。
そんなの日常茶飯事だ。

安全神話はあくまで神話で、実態とは乖離している部分があることを理解していないと。
国内の野菜は安全だと言っても、世界一農薬の規制が甘いのは日本である。
あまり自虐的になるのはやめよう。
アメリカに住んでいた時に「俺は日本人の作った車しか乗らない。」と言っている仲間がたくさんいた。
「俺らアメリカ人が作った車なんかダメに決まってるじゃん。」という。
それはそれで間違っていない。
彼らは自分たちのことをよくわかっていらっしゃる。
我々日本人は世界からの評価をもっと大事にしよう。

今回のような事件があると、経営者はますます自動化を進めてしまう。
ロボットは文句は言わないし、24時間働くし。
人を介したものづくりで行くことを決めた弊社は時代の流れと真向勝負。
自ら考え、判断し、行動し、結果を残す。
研究者のみなさん。
研究するのはいいですけど、人工知能は実用化しないで下さいね。
頼みます。

我々はらせん階段を少しずつ上っている。
「同じ場所に戻って来てしまった・・・。」と落ち込む。
成長できてないと悲観的になることもある。
でも、心配するな。
確実に上にあがっているのだ。