ファッションとお洒落

NHKの「仕事ハッケン伝」。
今回はファッション誌エディター。
平山あやさんがパリコレを取材し、雑誌の編集に携わるというもの。
「オシャレ」
とても大事なことだと思う。
こんなことを考えるようになったのはここ10年くらいのこと。
若かりし頃は服や髪形など、いわゆる外見には全く興味がなかった。
お化粧している女性を見ても「着飾ってる・・・」と。
でも、自分の心情をよくよく分析してみると、ひがんでいる部分が多いのではないかと気がついた。
「オシャレな服を着たからといって自分には似合わないし・・・・」とか
「格好よくなるわけじゃないし」とか
結局、そうやって「外見なんて・・」と虚勢を張ることで自分を慰めているのではないか。
「俺は中身で勝負してます」なんて、逆に格好つけてるじゃないか!
中身は空っぽなのに・・・・。

平山あやさんがパリコレでモデルやデザイナーにインタビューする。
好きな言葉は?好きな色は?なぜ?
彼女たちは即答する。
モデルという職業においても世界のトップに立つ彼女たちは、”自分らしさとは何か?”ということを追及している。確固たる自分を追い続けている。
それをファッションというもので自己表現している。
とても素晴らしいと思う。

我が社ではモンベルのジャンパーをユニフォームにしている。
来社される方は時々疑問に思うらしく、尋ねられる。
「皆さんカラフルですね?」
「何か理由があるんですか?」 など。
わたしが日岐光学に来た時に感じたこと。
”社内が暗っ!””ユニフォームがうす汚なっ!”

”工場だから極力無駄を排除しましょう”という考え方は間違ってはいない。
”化粧なんかに気を遣う前に仕事をしろ”というのも一理ある。
だけど、人は機械じゃない。
その人のパーソナリティーがもっと前面に出てもいいのではないか。
好きな色のユニフォームを着て、露出する部分にも気を遣う。
お化粧もきちんとする。
ファッションを楽しむ。
自分なりのオシャレをしてみる。

そうすると自分自身を改めて見つめ直す機会が生まれる。
自分はそもそもどんな色が好きで、どんな色が似合うのか。
自分はどんなデザインの服が好きで、体形に合う服というものはどういうものなのか。
どんな色やデザインのが流行っていて・・・。
そういうこともきちんと考えるから、オシャレな人はちがうのだ。
”見る””見られる”という感覚が鋭敏になる。
周囲の人にも目が行き届くようになる。
こういう考えはお客様商売には欠かせない。
たとえ接客業でなくても美的感覚や遊び心があるとないとでは、生み出される製品に大きな差が生まれるのではないか。
そんな風に思う。

以前の職場でこんなことがあった。
ある日、ピンクのワイシャツを着ている男性が来た。
「ピンクのシャツなんて、いやらしい男だと思いません?」というと、
おばさまの多くが
「何言ってんのよ、とても素敵じゃない!」と・・・。
”女性の感覚は男とはかなり違う。”
早速、ピンクのワイシャツを購入。
着てみると、いろんな人から「今日はまた、いいじゃない?似合うわよ。」と好評なのだ。
まあ、多少のリップサービスはあるだろうが、そうやって新たな発見があることは嬉しいものだ。

オシャレを楽しめるようになったら、それ自体がいいことだと思う。
ファッションに携わっている人は、みんな素敵。
自分らしさというものを考えよう。
テレビを見ていて改めて思った。