健康診断

今日は定期健康診断。
何も考えずに働いている人にとってはとても便利な制度。
わたしのような”自分で考えて行動したい人”にとっては面倒な制度である。
何で会社や国に管理されなくてはならないのだと思ってしまう。
運動選手は自分の心と体に対話することが日常化しているから、身体の微妙な変化を敏感に感じ取りやすい。
「何かおかしい・・・」と思えば医者にかかるし、「この程度であれば自然治癒していく・・・」と感じればそのままにしておく。当然自分の判断ミスも起こるのだが、経験値が蓄積して精度が上がるし、自分で決めたことだから納得もいく。
健康診断は精神的にも肉体的にも「最高だ」と思える時と「最悪だ」と思える時にやるのがいい。
そうすると自分の体調の振れ幅がわかるので、診てもらいたい時にやるが一番いいのだが。

ここ数年、自己責任について考える機会が増えた。
巷の人々の多くが権利ばかりを主張する。
「国が・・・してくれない」「自治体の管理責任だ・・・」「会社に・・・負担してほしい」
関係する組織に依存する体質。
何かと管理責任や他人のせいにする。
何か違和感を感じる。
昨日のニュースにこんなものがあった。
愛知県で木の遊具で遊んでいた男の子がむき出しになったボルトに頭をぶつけて骨折の大けがをしたとのこと。
男の子やその家族にとっては不幸な事故であった。
自治体はすぐに謝罪。
今後、どのような展開になるのだろう。
裁判になるのか。
男の子の家族は「こんな危険な状態にしておく自治体が悪い。」と言うかもしれない。
自治体は「管理責任を問われるくらいなら、公園自体も無くしてしまおう・・・」となるかもしれない。
これはみんなにとって不幸になること。
最近は危険な場所が減った。
子を持つ親は先回りして、子供の危険を回避する。
当の子供は危ない経験をする機会が減るから、危険の察知能力や実際に事故が起きた時の対応力が衰える。それが更なる大きな事故へと発展してしまう。

「国は一切助けません。全て自己責任でお願いします。税負担も減らしましょう」と言ってくれるほうが嬉しい。
みんなの危機意識を高め、緊張感を生みだすのではないか。
我々が本来持っている生命力を引き出すためにも、個人に対する組織の関与を減らす方が良いと思うのは自分だけか。
健康管理は自己管理。
毎年、当たり前のように受診している健康診断。
まずい。世の中の流れに乗ってしまっている。
「常識から逸脱した思考に戻らなくては・・・」と思い返していた。