社内も社外も沈滞ムード。
無理もない。
かつてのようにモノが売れるわけではない。
同じ人数でこなしていた仕事量が減っていく。
自ら仕事を探す習慣のない人にとってはラッキーかもしれない。
仕事量が減ったのに同じ給料がもらえるのだから。
そもそも会社にとって成長とは何なのか。
売上が伸びることなのか。
利益率が上がることなのか。
社員が増えることなのか。
会社の名前が売れることなのか。
個人にとっての成長とは何なのか。
給料が上がることなのか。
役職につくことなのか。
これらは単なる結果でしょう。
「できなかったことができるようになる」
これが自分にとっての成長。
お客様や世の中が求めているものでなければ意味がない。
自己満足だけで終わらせることはできない。
仕事の場合は、誰かが喜んでくれたとか、誰かの役に立ったとか。
”目標にしていいた売上をクリアした”。
そのプロセスはどうだったの?
意図的な努力の成果?
組織的な営業展開が実を結んだから?
過去の遺産?
先人たちのおかげ?
運?
不可抗力?
たなぼた?
きちんと客観的に分析できているだろうか。
その過程において、関わった個人や組織の”成長”とは結びついているだろうか。
トレーニングすると筋肉がつく。
負荷をかければ、どんな人でも必ず筋力がつく。
筋力がつくと持てなかった重たいものが持てるようになる。
昨日とは違う自分がいる。
こんな小さな成長を実感できるから、トレーニングというのは続けられる。
日常の中でも小さな”成長”を実感できるものがあるといい。
また、そういうものをもっていないと、人生自体がつまらなくない?