称えられるほどの国民なのだろうか

イスラム国による人質事件は最悪な結果となった。

イスラム国とは直接交渉をしていなかった。
身代金も用意していなかった。
国会答弁を聞いて愕然とした。
デリケートな事件なだけに本当のところはわからないが・・・。
「国として最大限の努力をした。」
本当にそうしたのだったら、それだけを言ってくれればいい。
亡くなった本人やご家族の心情も理解してほしい。

「行ってはダメだよ」と忠告したにも拘わらず、それを振り切って渡航した。
スキー場の「滑走禁止」の表示にもかかわらず、そこに入って遭難し救助を求める。
似たような状況。
これをただの「自己責任」で片づけていいのだろうか。

自分には何もできない。
直接かかわっていない。
だからといって、知らんふりでいいのだろうか。
殺害が確認された後、半旗を掲げる国があった中、自国では何もなかった。
追悼活動も起こらない。
ただの人ごとで忘れ去られていく彼ら。
当事者意識の欠如した国民。

このような日本の風潮が救出できなかった原因といっても遠からずではなかろうか。

日本で災害が起きても毅然とする姿に、「素晴らしい国民だ」と外国から賛辞を受ける。
反日教育を受けてきた中国の観光客でさえ、「なんて優しい人たちだ」と言って帰っていく。

みんな感情を押し殺して残念な気持ちになっているのだろうか。
そういう風には思えなくて、ただただ無力感に襲われる。

みんな本音で言っているのだろうか。
日本人の優しさって何なのだろう。