花火

トレーニングの帰りに車で走っていると箕輪で花火をやっていた。

学生の頃、ラグビーのオフに花火を見に行った。
教育実習で知り合った養護学校の先生に誘われたのだ。
その先生は以前盲学校で勤めていて、教え子同志のマッチメイキング(お見合い)したいとのことだった。
自分と同い年くらいの盲目の女性と駅で待ち合わせして会場までエスコート。
会場で弱視の男性の方と無事に会えた。
何を話したかよく覚えていない。

先天的に眼の見えない方々は色というものをどのようにとらえるのだろう。
花火を見るといっても、色や模様をどうやって表現したらいいのか。

言語による表現力。
物事を理解やすくする言語化する力。

とても難しいことだと思った。

その先生とは疎遠になってしまった。
マッチメイキングはうまくいったのだろうか。

花火の音を間近で聞きながら、昔のことを思い出していた。