足元は

通勤の行き帰りにラジオを聴いていると、「景気回復に伴い・・・」などと耳を疑いたくなるようなコメントが出てくる。
「倒産件数が減り・・・・」などとも言っていた。
躍進している会社は確かにあるだろう。
利益を計上している会社もあるだろう。
でも、それは為替の変動によるものが大きいのではないですか?
公共事業のバラマキによってもたらされているのではないですか?
アベノミクスは単なるイメージを作っただけで、根本は何も変わっていない。

倒産件数が減ったと言って、その数字で景気の回復の指標としていいのだろうか。
その数字には自主廃業は乗ってこない。
倒産は事業を継続したいのに継続できない状態。
自主廃業は継続できるけど継続しないこと。
そういう会社、事業主はかなりの数にのぼると思う。
後継者がいなかったり、仕事量が減って傷口を広げる前にやめてしまう。
そのような判断を下す経営者はかなりの数になるはずだ。

みんなで「上を向いて歩こう」と励まし合うのはいい。
でも、足元が崩れかかっている事実を見過ごしてはいけない。
上を見ながらも足元を見る。
やはり広視野な魚眼マインドが必要なのだ。