会社からの帰り道。
NHKのラジオを聞いていた。
最近、離婚するカップルが増え、「結婚式」ならぬ「離婚式」が増えているのだそうだ。
面白い。
結婚式のようにスピーチをしたり思い出を語ったり。
最後に結婚指輪を二人で叩き割るのだそうだ。
今や日本でさえ結婚した夫婦の三組に一組は離婚する。
自分の家族・親戚をはじめ、友人も同じような比率だ。
高校でアメリカに行った時には、普通に片親の友達が居たのには驚いたが、日本もアメリカ化が進んでいる。
日本は我慢する文化が根強い。
だいぶ変わってきたけどね。
自分の意見を表明せず、ただ我慢することが美徳とされる。
世の中がアメリカ化することは、もはや止められないだろう。
自分の意見を表明し、相手の意見も尊重する。
これはいいことだと思う。
信州は保守的な人間の多いところ。
世間体を気にするし、村社会が蔓延っている。
男尊女卑的な思想を未だに多くの長野県人がもっている。
そのうちガラガラと音を立てて崩れていくことだろう。
価値観の違いを離婚の原因に挙げる人がいる。
芸能人などはいつもそんなコメントをしている。
価値観なんかみんな違うに決まっているじゃないか。
今更何を言っているんだ?
相手に関心が強すぎるから、同調を求めるし嫉妬をする。
「適度な無関心」
これがいい。
人生はたった一度きり。
その時々の優先順位を見極めて、自分らしく生きよう。
仕事も同じ。
自分の人生の方向性と違えば、環境を変える。
それは相手を尊重していることでもあるのだ。
社員が退職するとなれば、離婚と同じで残念に思うし、嫌な思いもする。
でも、ここからお互いにハッピーになるいい機会とも言えるじゃないか。
そう考えよう。
いやー、離婚式ってどんなものか見てみたいなー。