Apr. 27

那須のスキー場で起きた山岳部の雪崩事故。
訓練に参加した教職員の聴取が行われているようだ。

必要なのは危機管理能力であると誰もが言っている。
この訓練に参加した教職員も一番大事であると言っているそうだ。
わたし自身もそう思う。

では、どうしたらこの危機管理能力を養えるのだろう。
「こういうときはこうする」というマニュアルを作ればいいのだろうか。
事故の起こらない安全な場所で訓練を積めばよいのだろうか。
いっそうのこと何もしない、何もさせない、やめてしまうのがいいのだろうか。

今回のような危険と隣り合わせの活動の場合は簡単に解を見つけ出すことはできない。
生きるか死ぬかという状況に置かれないとそのような能力は養えないのではないかと思っている。
「死ぬかもしれない・・・」
そんな状況でマニュアルなどどこまで使えるだろうか。
そういう経験をしたり、してきた人と一緒に訓練をしない限りは、危険な状況から生き残るための判断力など養えない気がする。

若い命が失われたのは非常に悔やまれる。
しかし、これを乗り越えていかなくてはならないと思う。
デジタル化したこの時代だからこそ考え直したい。
経験。
そして五感。
これを研ぎ澄ます環境に身をおかない限り、この能力は衰える一方ではなかろうか。