Aug. 31

スポーツ界におけるパワハラ、暴力問題などの不祥事。
事実が明るみになっても、こういった問題は受け留める人の解釈が大きく影響します。

わたくしはご承知の通り第一印象がよろしくありません。
自己認識しております。
一般ピープルからは「怖い」「威圧的」というネガティブなイメージを持たれることが多いです。
もう会った瞬間からガードが上がっているのが分かります。
「お~い、なにもしませんがな・・・」
「しゃあないな~」と思いながらこちらも距離を置いてしまうんですよね。
ガードを下してもらうのには膨大な時間がかかります。
今はそのイメージを利用することしか考えません。
ホント、疲れます。
会った時から好意的な人は少数派も少数派。
マニアックな方々です。
経験上、人口の2%程度です。
ビバ!マニア!!

見てくれがこんな感じなんで、集団活動をすると一定の流れができてきます。
当たり前のように。
・何もしていないのにリーダーになる
・権力に対峙するときは最前線に立たされる(防波堤のように)
・意見が二分した時に利用される
・困ったときに先導させられる
イメージ湧きます?
いつもこんな感じだったので、もう慣れっこです。
世の中にはこういう役回りも必要なんですよね。
自分としてはちょっぴり不本意だったんですけど。
必要悪とでもいいますか。
いや、いや、わたくしは決して悪ではないです。(と思います)

人間は一人では生きていくことはできません。
組織を形成します。
そうするとリーダーが必要になります。
人間には必ず好き嫌いが存在するので、リーダーの指示に対してはプラスに受け止める人もいればマイナスに受け止める人もいます。
マイナスに受け止める人の扱いには気を遣います。
ちょっとした言葉じりで「パワハラだ」「セクハラだ」という事態に発展しかねないからです。

元社員だった方と話す機会がありました。
9年前にわたくしがこの会社に来たころに不満があったようですけどね。
「誰もついていかないんじゃないですか?」
「別についてきてもらわなくてもいいけど・・・」
その当時、そんなやり取りがありました。
"頭ごなしに否定された"と思っていたみたいです。
ええ、その通りです。
否定しました。
それまでの経営手法を。
パワハラなんてもんじゃないです。
訴えようが何しようが関係ないって感じでした。
だって、危機的な状況なのにみんな気がついていないんですもん。
世の中はものすごい勢いで変化していたのに、取り残される寸前でした。
ゆでガエルです。

「危険だと思っているときが、一番安全である」
こういう意識を持った社員が増えたので、だいぶ変身しました。

人間は言葉を利用してお互いを理解する生き物です。
暴力というのは言葉で伝える能力が足りていないから起こってしまいます。
力で抑え込む人は指導力がないことを証明しているんです。
ただし、受け留める側も言葉を理解できないと同じことがおきますので気をつけましょう。
リーダーとなる人間は理解を得られるように言葉を駆使しなくてはいけません。
それと同時に聞く側にもその言葉を理解する能力が求められます。
高度な次元のことを成し遂げようと思えば、お互いに更に見識を高める必要があります。

みなさんは読書をするでしょうか。
映像文化に浸りすぎて、本を読む機会が減っていないでしょうか。
言葉を蓄積していくためには、やはり読書です。
「あの人に自分のことを理解してもらいたい」
というのは「あの人のことを理解したい」とイコールです。
独りでできる言語活動。
それは読書。

多くのハラスメント問題については即効性のある解決策はありません。
罰則を設ければいいのかといったら、そうではないと思います。
相手を理解するためにどうすればいいのか。
深く考えましょう。
フォロワーはリーダーよりも圧倒的に多い。
フォローワーはリーダーを批判する前に教養を身につける必要があります。
教養を身につけるためには読書。
賢くなってよろしくないリーダーには去っていただければいいのです。
言葉で理解を得られないリーダーは力勝負に出ます。
そうなったときには即退場になりますから。
みんな賢くなりましょう。
読書しましょうね。