Dec. 7

小池都知事が就任してからというもの、矢継ぎ早に問題の解決を急がなくてはならない状況でありました。
当初は民意の後押しもあって非常に順調に進めていただいていた印象なのですが、ここにきて「なんだかなー?」という雰囲気が漂ってきました。

結局、強大な既得権益にメスを入れることはできなさそうです。
豊洲市場の問題は「もっと早く進められるんじゃないですか?」という感じですし、
オリンピックの会場については「アスリートファーストという言葉を盾に財政問題を無視してないか?」と思ってしまいます。

「誰が責任をとるのか」ということが曖昧なので、対応は遅れるしお金はかかるということです。
企業であればあり得ないことです。
この体質というのは「自分のお金ではない」「責任を問われない」ということが深く関係しているのではないでしょうか。

ここ最近、会社を継続できないとか、倒産といったことが身近で起こっています。
ちょっとした判断ミスで波にさらわれる。
そういう緊張感を味わっています。

何かが起こってから理由付けばかりする人がいます。
はなからできないと諦める人もいます。
そんな時間はありません。
常に風向きや潮目、遠くの水平線を見ながら船を進めなくてはならない。
いざ、全速力を出すためには船員の体調管理はもとより、船のメンテナンスも必要。
末端で作業している人だって、「全体のバランスをうまく取るために必要なことをやっている。」という意識が欠かせません。
やれといわれたことをただやっているという次元では力を結集することは不可能です。

都政を見ると、こんなにも変わりたくない人が多いのかと残念に思います。
「誰かが変えてくれる」と他力本願な人もいる。
変化に対応できなければ絶滅する。
これは自然の摂理です。
自ら変わっていく決意が求められるのです。

いま調子のいい会社というのは「きっとこうなるだろう」と何年も前に仮説を立てて実行したからである。
「これからどうなるだろう。きっとこうなるに違いない」と仮説を立てて、いま実行するのです。
自ら行動に移せなくても、船長が「これを実行しよう」と言ったら信じてやるしか道はないのです。
船長が信じるに足らないと思えば下船する。
決断は自分が下している。
選択したのだからその道で頑張る。
それが筋というもんです。
人によっては下船を促しているように受け止めるかもしれません。
そんなことはありません。
チームの一員でいる限りはチームの勝利のために貢献する。
それが大事だということです。