Jan. 18

新聞を読んでおりましたら、部活動は週休2日にするとの指針が出たとのこと。
内容をよく読んでみましたら、学校の先生の過労働を軽減するためとのこと。
「?」
学校の主人公はだれですか?
生徒じゃないんですか?
生徒のことをまずは考えた方がよくないですか?

練習のし過ぎ。→積極的に休もう。そして、自主的な活動に充てよう。
部活動は地域クラブへ移管もしくは外部委託。
これがかねてからのわたくしの主張。

部活動の顧問の先生の7~8割は自ら望んで取り組んでいる。
特に強い部活の先生は生活そのもの、人生そのものと言ってもいい状態。
まずは授業をちゃんとやってもらえます?
わたくしとしては授業を充実させてほしいと思っております。
だって、部活動に熱心な先生ほど授業がおざなり。
違うと思うんです。
授業も部活動もレベルの高いことをするなんて、スーパーマンじゃあるまいし。
そういうことを是正した方がよいと思います。

学校の先生の仕事なんて、そもそも終わりがないものなんですよ。
人間相手なんで。
そういう類の仕事なんです。
生産性とか効率とか、そういうものを追求する仕事ではありません。
時間がかかるし、結果が出るとは限らない。
生徒の人生のことが心配になるので、気持ちが休まる時なんてありません。
そのかわり、普通では得られない感動もある。
時間に制約を設ける仕事ではないと思います。

教師の役割も変わってきました。
今までは答えがあることが前提で物事を教えてきた。
でも、時代が変わりました。
答えだと思っていたことが、めまぐるしく変化する。
そもそも答えなどなかったり。
そうではありませんか?

生徒へのアプローチも変わらなくてはいけないのです。
「teacher」から「facilitator」へ。
北欧ではかなり先行しています。
「facilitator」とは。
「facilitate」とは「促す」とか「手助けする」という意味。
答えや解法を教えるのではなく、一緒に考えたり、その時々に応じた解法を導くのを手助けする。
先生は昔のように偉い存在ではなく、対等な立場で考えていく支援者となる。
そのような考え方です。
やっぱり北欧は進んでいるなと思うのであります。

主人公は生徒であり、その生徒が自ら考えるようにバックアップする。
これが自然なやり方ですよね。
詰め込み教育で先生になった人たちは戸惑っています。
多くの先生は生徒だった時にはどちらかというとお利口さんで、言われたことを忠実に実行してきた人たちです。
答えや解法を一生懸命に覚えることが得意だった人種なんです。
それが、この時代の流れに対応できていない。
エンドレスな仕事に対して区切りも付けられない。
そういう状態です。

部活は学校の学習活動からは切り離してみましょう。
そりゃ、今までの感動体験を忘れられない皆さんからしたら違和感があるでしょう。
でも、それは感動の押し売り以外の何物でもありません。
生徒にもっと選択肢を増やしてあげましょう。
学校という単位からもっと大きな地域へ活動の場を増やしてあげましょう。
チャンピオンを目指すクラブに行きたければ、そこに行けばいい。
勝利を追求するのではなく、仲良く楽しく活動したければそこに行けばいい。
当然、行かないという選択肢もある。
学校にいたら「部活動をした方が内申が上がる」とか「なんで君は部活動に入らないんだ。」と圧力がかかるじゃないですか。
やめましょ。
そういうこと。

部活動を週休2日に。
意味が分かりません。
それ以前の話です。
筋力トレーニングと一緒で、「積極的に休息をとれ!!」です。
「もっとやりたい」と思う程度に全体練習はとどめる。
やりたければ自主的に取り組む。
そうすればもっと好きになるし、うまくなる。
そう思うんですよね。

週休2日にする前に、学校の活動とは切り離すことが先決だと思います。