July 5

保育士の免許を持っている人は多いのに職を離れる人が多いという。
一方、子どもたちの将来なりたい職業に保育士がトップになっているそうだ。

待機児童問題が政治にも取り上げられ、対策が取られようとしている。
保育士の賃上げという形で。

現場でいったい何が起こっているのか。
もっと時間をかけて調査した方がよいのではないか。
本当に待遇の問題なのかどうか。

実は私自身は待遇の問題は小さいのではないかと考えている。
少なくとも大きな問題ではないように思う。

教職や保育という仕事というのは、ほとんどの場合「この仕事に就きたい」と思っている人がなります。
「何となく就きました」という職業ではないのです。(昔は”でもしか”教師がいましたけど)
幼児期に保育園や幼稚園でかわいがってもらった体験が大きく影響している。
先生を志す人は自分の感動体験を今度は教える立場で体験したいと思っている人が多い。
お金を目当てとか生活のためという理由で就く意識は非常に低いのです。

お金に換えられない感動。
子どもたちの笑顔に救われる。
そういうものは教師になって確かに味わった。
血は流さなかったけど、汗と涙とともにかけがえのないものがあった。

実体験を顧みると、その仕事特有の感動ややりがいを阻害する何かが働いているのではないか。
そう思うのである。
阻害要因は何なのか。
難しい保護者?
若い人が活躍しにくい縦社会?
古い体質?
いじめ?
想像の域を出ないのであるが、待遇以外の何かであると自分は思っている。