June 14

非正規労働者 5年目の「ジェノサイド」 ―― 無期雇用への転換逃れか、相次ぐ雇い止め

誤解がないように前置きをしておきましょう。
職を失うことは非常に残念であるし、何とかならないだろうかと思う。
法の整備が行き届いていないかもしれないから、理不尽であれば主張して構わない。

雇い止めや契約を満了となる方々はご自身の仕事の実績についてはどう自己評価されているのでしょうか。
納得がいかないということは、雇う側と自身の仕事の評価に乖離があるということだと思います。
「自分は他の正社員と同等に仕事をしている。それなのに評価されない」
そういうことなのだとご察しいたします。
いちおう、雇う側の立場として言わせてください。
「あなたが思っているほど、できていないのではないですか?」
「正社員と同等レベルではダメなんじゃないですか?」
「だれもがぐうの音も出ないほどの成果を上げてから主張したほうが良くないですか?」
「弱い立場を利用して、力を行使していませんか?」

自分に問いかけてみてほしいのです。
所属する組織のために人一倍頑張り、結果を出しているのかと。

”できる人”は会社が離しません。
何も言わなくたって勝手に成果を上げてくれますから。
身勝手な主張もしません。
淡々と仕事をこなし、社内でもお客さんからも「あの人は・・」と言われる存在です。
休みをとっても「たまにはゆっくり休んでください」と言われます。
休み明けには「これ、やっておいたんで・・」と頼んでいないのに仕事を手伝ってくれます。
「なんで休むんだ・・・」なんて陰口もたたかれません。
そのような人が会社を去るとなったら大騒ぎです。
「なんで?」「どうして?」
仲間が心配します。
「もう少し、会社に残ってくれないか?」
と、社長から慰留されます。
「うちに来ないか?」
と、取引先からオファーが来ます。

「不当だ!!」
そういうこともあるかもしれませんが、そんなことを言う前に自分を客観的に見たほうがいいです。
自己評価というのは往々にして高く見積もるものです。
自分が走っている姿やラグビーをしているときのビデオを見たら、本当にがっかりしました。
「これ、オレ?」
残念な気持ちになりました。
一流の無駄のない動き。
比較したら散々な有様です。
だからといってあきらめてはいけません。
自分にできることを一生懸命にやる。
昨日より今日、今日より明日。
常に上を目指して頑張るのです。
「頑張ってるね・・・」と声をかけてくれる人が現れます。
ひとり、ふたりと知らないうちに仲間が増えていきます。
「もっと頑張っちゃおうかな・・」なんて思っちゃいます。

これこそ楽しい人生じゃないですか。

矢印は外にではなく、内側に向けましょう。