June 5

川崎で予定されていたヘイトデモが出発直後に中止となったそうだ。

人間には誰しも排他的な側面があるものだが、わざわざデモに参加したり扇動するのはいかがなものか思う。
生まれ持ったその人の人格や尊厳、人種、信条などを攻撃してなんになるのだろう。

仕事や趣味で夢中になれない、満たされないからそのような行動を起こしているのではないか。
そんなふうに思っている。

仕事は人のためにするもの。
趣味は自分のためにするもの。
ともに目的があって行動する。
目的を共有する仲間と行動し、目標に向かって進んでいくものである。
仕事では人のためになっていれば喜べるし、仲間と共鳴できれば満足感も大きい。
そしてお客様が喜んでくれれば対価として金銭的な報酬も得られる。
趣味は自分のためなので、お金を払ってでもやる。

このような区分けができていない人やそこで夢中になって取り組めなかったりするから他者を攻撃するのではないか。

自分の仕事感がマッチングしている組織に所属していれば、仲間の肌の色や生まれなんてどうでもいいでしょう?
姿かたちや考え方まで違うのに、共に目標を達成したときには喜びはよりいっそう強くなりませんか?

目的と手段を混同している人は変な方向に行ってしまうものだ。
そして、混同してしまう人というのはその区分けができるまで取り組んだことが無いからではなかろうか。
もう少し頑張ればその領域に達するのに・・・。
残念なことではあったが、そういう人をたくさん見てきた。

相手を攻撃したところで相手が変わるわけではない。
それ自体が目的化している場合は目の前からいなくなったとしてもまた新たなターゲットを探して攻撃することになる。
国や地域などの大きなものや身近にいる人に至るまで、コントロールすることは不可能である。
コントロール可能なものは自分のこころくらいなものである。
だから、そこに集中したほうがいい。
まずは自分が世の中のために何ができるかを考えれば、ヘイトスピーチなど考える余地も無いのだが。