May 31

タイガー・ウッズ選手が逮捕。
宮里藍選手は引退。

ゴルフ界にとっては残念なニュースが続いた。

「トップを走る者の重圧」

ゴルフは精神性の強いスポーツ。
他のスポーツに比べると非常にデリケート。
ラグビーだってデリケートな部分はある・・・・かもしれない。
雨が降ろうが槍が降ろうがプレーしますし。
試合中にケガした人がフィールドにいても、基本的にはプレー続行するし。
プレーが中断しても「プレーできないならフィールドから出てろ」という冷たい対応を受けるし。(みんなから)
まさに世の中以上の理不尽さであります。
やる気のない奴は置いていかれます。
あれ?全くデリカシーの欠片もないじゃん。

話しを戻しましょう。
トッププレーヤーともなれば多くの観衆の前で注目を浴びながら一打を打たなくてはならない。
そのプレッシャーたるや。
ほとんどの人が誰かにジーっと見られているだけで力んでとんでもない方向に球が飛んでしまう。
ラグビーみたいなスポーツは恐怖感との戦いもあるので、見られているといい方向に作用するんですけどね。

ゴルフ特有のデリケートさ故に、トップで居続けるのは大変だと思う。
紳士のスポーツとして、プレーだけでなく普段の生活もロールモデルとして振舞わなくてはならない。
失言もできないし、人前でおならもできない。
ふつうはしないか。
心が休まる時がないではないか。
孤独にさいなまれる。
わかる。わかる。その気持ち。
トップでなくたって寂しいじゃないですか。(いつも)
何かに頼りたくなる時だってあるじゃないですか。(いつも)
ちょっと世間並に羽目を外してみたら大バッシングのオンパレード。
耐えられませんよね。
だから「まだできるんじゃない?」とか励ますのではなく、
「よく頑張ったよ。少し休んで気が向いたらやればいいよ」って言いたいね。

タイガー・ウッズ選手はお父さんを亡くしてから不安定になった。
最前線で活躍するのもいいけど、指導者になるっていう選択肢があれば違っていたかもね。
いつまでも挑戦するのは辛いよ。
彼を使って稼ぎたい人がいる。
いつの間にか自分に対する挑戦が、周囲の期待にこたえるための競技生活に変化する。
心の中から湧き出てくるやる気が減退し、外圧によるやらされ感・使命感が増大。
甘い言葉で近づいてきた人たちは、お金にならないとなると去っていく。
同志だと思っていたのに。
お金と名声は手に入れたのに、心から喜べない日々。
実のところはわからないけど、そういう部分があったのではなかろうか。
若いうちからセカンドライフをどうするのか、アドバイスできる人がいたらよかったのに。
まだ若い。
やり直せるよ。