Oct. 16

神戸製鋼が品質の不正でゆれている。
ラグビー部にも影響があるのだろうか。
士気が上がらないのか、大差で負けてしまったようだ。
「気にするな」とは言わないけど、奮起してほしいところ。

ラグビーのよさをいままでも述べてきました。
世界共通で認識されている良さと言えば。
トライを取った選手が「俺のおかげだろ」という態度を取らないところ。
最近はエンターテイメント性が強調されているので、ガッツポーズをする選手が増えました。
ただ、基本的にトライを取った選手は「みんなのおかげだよ」という気持ちで喜びを分かち合っております。
一チーム15人もいるので、簡単に得点することはできません。
他のスポーツとは違ってエースに依存しないスポーツです。
多くの犠牲のもとに成り立っている。
この「犠牲」という表現が誤解の元ですけど。
犠牲ではなく得点する以外の14人が「有効にプレー」したから上手くいったのです。
ポジティブに捉えましょう。

スクラムで第一列が顔を上げて走り出そうとしたときには、バックスがトライを取っていることがあります。
これは第一列の選手がいいスクラムを組んで、いい球出しができたから。
だから、バックスの選手は第一列の選手に感謝する。
第一列の選手は無口で温厚な選手が多いんですよ。あの体格で。
みんなそれぞれのポジションで特徴のあるプレーを期待される。
そこで力を発揮できれば、最終的に得点につながってみんなハッピー。

こうした背景があって「One for all,  all for one」となったわけです。
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」
と訳されることが多いのですが、
わたくし的には
「ひとりはみんなのために、みんなはひとつの目標のために」
といいたいですね。

「オレが頑張ったからだ」
「オレのおかげだろ」
と自分の功績を認めてもらいたがる人もいますけど、ラグビーなんかやっているとそういう気持ちにはならないんですね。
「みんなありがとう」です。
みんなそれぞれいろんな立場で役割を果たしている。
組織なんてそもそも凸凹なんですよ。
みんな一律おんなじなんてありません。
自分が活躍できるのはみんなのお陰。
いつもそう思っていたいですね。