Oct. 7

日本が3勝したことでワールドカップが盛り上がっております。

お客様と話していてもその話題が出てきますので、多くの方が関心を寄せていることがわかります。

今まで関心のなかった方々から質問されたりするのですが、改めてラグビーというスポーツを考えるよいきっかけにもなっています。

サッカーとの比較をされる方が多いですね。

判定に対する選手の態度や姿勢について「なんでこんなに違うの?」と思われるようです。

サッカーではちょっと触っただけで大げさに倒れたり、その判定に不満があると審判に詰め寄ったりします。

ラグビーにはそれがない。

そもそも痛いスポーツなので、「痛い!!」なんて言葉を発することがありえないんですね。

骨が折れていても立ち続けるのが「美」なのであります。

審判の判定は絶対です。

覆ることはありません。

不服があっても文句を言うことで、審判の心象を悪くしてもしょうがないですし、相手に対するリスペクトがないと結局は負けなんです。

これはルールがそうだからという次元の話ではなくて、そういう気持ちにさせてくれるスポーツなのだと思います。

 

試合のテレビ中継の際は審判の声もよく聞こえるので聴いてみてください。

よい審判というのは試合の流れの中で、多くの声を発しています。

選手はチームメートの声かけだけでなく、審判の声にも耳を研ぎ澄まします。

反則ぎりぎりのプレーなどでは、審判は「手を離せ!」とか「それはダメだ」と声を出し、選手はゲームの流れを切らない努力をしているのです。

悪質と思われるプレーがあったときにも、いきなり退場処分にしたりすることはありません。

必ず、プレー中にも注意喚起をしているし、プレーが止まった時には「次に同じことをしたら、イエローカードだからね」と説明を受け、紳士的な態度が求められるのです。

紳士的な態度がなければただの喧嘩ですからね。

審判が「だめだよ」と言ったのに、聞かずに反則し続けるプレーヤーは「お前がそんなだから負けるんだ」と仲間からも蔑まれます。というか、そういうヤツはチームからは不要扱いされます。

わたくし自身はサッカー少年団にも入っていましたし、他のスポーツも結構やりましたけど、ラグビーで培われる精神というのは、ラグビーならではの部分が結構あるように思いますね。

ラグビーの楽しみ方として、審判の動きや声に注目してみるのが面白いと思います。