Sep. 30

茅野市にある諏訪東京理科大学が公立化を目指すそうだ。
上田市の長野大学も同じ。
時代の流れに逆行しているこの動きに、皆賛同するのだろうか。
ここ数年、定員割れをしているとのことだが、授業料が高いことなどが大きな要因とされている。
果たしてそうなのだろうか。
存続させるために、そんなことを理由にして公的な補助をするなんておかしい。
結局、役所の方々のメンタリティーは「作ってしまったものは止められない」なのだ。
「みんなで助けよう」
と謳うのは結構なこと。
でも、税金で食べている人や税金を使って仕事をしている人は感覚がずれているのではないか。
私学は創立の精神を全うすればいい。
それができないのであれば撤退する。
そういう世の中の原理に任せるほうがいい。

授業がつまらない。
地域に必要とされる学部・学科でない。
学校を出ても役に立たない。

そういう現実を正面から受け止めないから抜本的な改革・改善ができないのだ。
学生を責めるつもりはありません。

公立になって”可もなし不可もなし”の学校になり、そういう人材を世の中に供給することになる。
競争もないから新しいものが生まれないだろうし、改善もしないだろう。
まったくもって面白くない教育機関になり下がってしまう。
頑張らなくたって生きていけるということは、その環境に適応する人間を生み出すことになる。

未だにものづくりの盛んな地域である。
高原野菜など高付加価値を生み出す農業がある。
温泉や山などの観光資源が豊富。
こういった特徴のある資源を教育に活かしていった方がいいと思う。
自分が改革を任されたとしたら、高専に改編する。
理論と実践を高度に学ぶ教育機関だから、こういった学部を出たら即戦力だ。
社会人のための夜間講座を開設してもいい。
自分も今さらながら勉強もしたいし、スキルもプロから教わりたい。
まだまだやれることがあるのに。

高度な学問を修めるというよりは、社会に出て行きたくない若者たちのための場所。
そのような側面が大きくなってきている気がして、一言言いたくなってしまった。